銘柄分析：ファブリカホールディングス（4193）

ファブリカホールディングス（4193）

2026年3月期（11/1時点）の投資指標は、

予想PER：18.7倍
PBR実績：2.99倍
予想配当利回り：1.89％　　※ 株主優待があります

予想1株配当金：38円

財務状況は以下のとおりです。

PER（株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安）、

PBR（株価が企業の純資産（解散価値）に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高）からやや割高感があります。

配当利回りは2％程度で、株主優待があります。

自己資本比率は70％程度です。

有利子負債倍率（有利子負債＝借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています）は0.03で、利益剰余金が有利子負債の20倍程度あります。

直近4年間の業績＋今期の業績予想は以下のとおりです。

また、少し長期の売上高、営業利益および経常利益の推移は以下のとおりです。

8月14日に発表した1Q決算は、以下のとおりでした。

なお、経常利益の通期会社予想に対する進捗率は29.3%で、前期の24.5％と同程度でした。

今期の配当金は38円です。

なお、配当方針としては、「配当性向30％を基準としつつ、継続的な増配を目指す」だそうです。

中期経営計画は公表していないようです。

株主優待は電子ギフトになります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

現在の株価は2013円です。

現在の株価での配当利回りは1.9％程度、優待利回りは6.0％程度で総合利回りは7.9％程度になります（200株を1年以上保有と仮定）。

財務はよく、売上も順調に成長していますが、利益面はここ数年停滞しています。

月次レポートでは、9月までの売上高の推移は順調のように見えます。

今月13日に2Q決算が発表されますので、利益面の進捗をしっかり確認したいと思います。