TODAY'S
 
マースグループホールディングス(6419)


マースグループホールディングス(6419)は、

①アミューズメント関連事業(パチンコ周辺機器など)

 

②スマートソリューション関連事業(画像処理システム、IoT冷蔵物販自販機および無人チェックイン端末など)

 

③ホテル・レストラン関連事業

を3つの柱として事業展開しています。

 

 

2026年3月期(10/18時点)の投資指標は、

予想PER:7.2倍
PBR実績:0.71倍
予想配当利回り:4.91%  ※ 株主優待があります

予想1株配当金:150円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感があります。

配当利回りは5%程度で、株主優待もあります。

自己資本比率は90%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.01で、無借金経営になります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

7月30日に発表した1Q決算は、以下のとおりです。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は24.9%で、前期進捗の40.6%より悪かったです。

 

 

 

今期の配当金は1株150円と想定されています。

なお、配当性向30%を経営目標としているそうです。

 

 

 

中期経営計画については、公表していないようです。

 

 

株主優待はQUOカードや食品カタログをいただけます。
詳細は上記リンクからご確認ください。
 

 

   

 

 

現在の株価は3055円です。

現在の株価での配当利回りは4.9%程度、株主優待利回りは0.3%程度で、総合利回りは5.2%程度になります(100株保有と仮定)。

無借金経営で利益剰余金が600億円以上あり、総合利回りが5%以上あります。

今期は減収減益予想ですが、四季報では来期増収増益予想です。

経営や財務がしっかりしているのはよいですが、中長期の経営目標のようなものがなく、キャッシュの利用用途も不明瞭で成長戦略が見えないこと、それから株主還元が微妙なのが少し気がかりです。

すみやかにM&Aの活用や新事業の創出を実行に移してほしいですね。