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タマホーム(1419)


タマホーム(1419)は、注文住宅、戸建分譲住宅、リフォームおよび分譲マンションなどの不動産事業をおこなっている会社です。

 

 

 

 

2026年5月期(10/12時点)の投資指標は、
予想PER:17.2倍
PBR実績:3.00倍
予想配当利回り:5.52%

予想1株配当金:196円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感、割高感がありませんが、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割高感があります。

配当利回りは5.5%程度あり、株主優待があります。

自己資本比率は40%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.56で、利益剰余金は有利子負債の1.5倍程度あります。

 

 

 

過去4年の業績は以下のように推移しています。

 

 

また、少し長期でみた売上高、営業利益および経常利益は以下のとおりです。

 

 

 
7月11日に発表した本決算は上記のとおりです。
なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は100.2%だったようです。
中間で大幅な下方修正がありました)

 

 

今期の1株配当金は1株196円です。
なお、配当については具体的な方針がないようです。
 
 

中期経営計画では、下記の数値目標を設定しています。

(上記と同じ内容ですね)

 

 

株主優待は、QUOカードです。

詳細は上記リンクをご確認ください。

 

 

現在の株価は3550円です。

現在の株価での配当利回りは5.5%程度、株主優待利回りは1.1%程度で合計6.6%程度になります(100株を3年以上保有と仮定)。

財務はそれほど悪くなく、総合利回りは高く、今期はV字回復を目指しています。

一方で、前期の営業利益の落ち込みは注文住宅の引渡棟数の減少によるところが大きく、今期8月までの注文住宅の受注件数は前期の92%であることから、今のところV字回復はあまり考えられないと思っています。

(ただ、引渡件数=受注件数ではないので、そのへんのカラクリはよく分かっていません)

総合しますと、個人的には3000円を割り込まないとこの銘柄には手を出せないと判断しています。