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ラクーンホールディングス(3031)

 

ラクーンホールディングス(3031)は、企業間取引における新しいインフラを創造している会社です。

事業としては、EC事業とフィナンシャル事業に大別されます。

 

 

 

 




2026年4月期(8/31時点)の投資指標は、
予想PER:16.4倍
PBR実績:3.39倍
予想配当利回り:3.04%

予想1株配当金:22円

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から少し割高感が、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割高感があります。

配当利回りは3%程度で、株主優待があります。

自己資本比率は30%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.33で、利益剰余金は有利子負債の2倍以上あります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

8月29日に発表した1Q決算は、以下のとおりでした。

なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は18.9%で、前期進捗の21.3%より悪く、コンセンサス予想を下回っていました。

 

 

当期の配当金は1株22円を予定しています。

なお、配当方針としては、連結配当性向 45〜50%を目途に実施することを基本方針としているそうです。

 

 

中期経営計画では、下記のような数値目標を設定しています。

 

 

株主優待は、デジタルギフトになります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は724円です。

現在の株価での配当利回りは3.0%程度、株主優待利回りは4.1%程度で、総合利回りは7.1%程度になります(500 or 1000株を1年以上保有と仮定)。

財務はそれほど悪くなく、株主還元に積極的で、中期経営計画における成長率はなかなかよいです。

週末に発表した1Q進捗が期待を下回ったようで、PTS(夜間取引)では600円台まで株価を下げています。

来週あたり、狙い目な株価になるかもしれませんね。