
日本化学産業(4094)
日本化学産業(4094)は、薬品事業と建材事業を展開している会社です。
2026年3月期(5/17時点)の投資指標は、
予想PER:20.4倍
PBR実績:0.79倍
予想配当利回り:4.78% ※ 株主優待もあります
予想1株配当金:90円
財務状況は以下のとおりです。
PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から少し割高感がありますが、
PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。
配当利回りは4.5%以上あり、株主優待もあります。
自己資本比率は80%以上です。
有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.01で、ほぼ無借金経営です。
直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。
また、少し長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。
また、2026年3月期の業績予想も上記のとおりで、減収減益となっています。
同社は株主優待を導入し、300株以上保有の株主はQUOカードがいただけます。
詳細は上記リンクを確認してください。
中期経営計画を公表していますが、定量目標は開示していないようです。
現在の株価は1883円です。
現在の株価での配当利回りは4.8%程度、優待利回りは2.7%で、総合利回りは7.5%になります(300株を3年以上保有と仮定)。
財務健全で総合利回りが高く、DOEを設定し、株主優待を導入するなど、株主還元に積極的です。
一方で、配当性向はかなり高いこと、今期は減収減益予想であることがマイナス要因でしょうか。
個人的にはなかなか魅力的な企業に感じていますが、あとは成長性がほしいですね。