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三谷産業(8285)

 

三谷産業(8285)は、以下の6つの事業を手掛けています。

 

①化学品

 

②樹脂・エレクトロニクス

 

③情報システム

 

④空調設備工事

 

⑤住宅設備機器

 

⑥エネルギー

 

 

2025年3月期(12/15時点)の投資指標は、
予想PER:11.3倍
PBR実績:0.42倍
予想配当利回り:2.81

予想1株配当金:9円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感、割高感はありませんが、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)からは割安感があります。

配当利回りは3%程度で、株主優待があります。

自己資本比率は50%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.34で、利益剰余金は有利子負債の1.5倍程度あります。

 

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、長期の売上高、営業利益および経常利益の推移は以下のとおりです。

 

 

10月31日に発表した2Q決算は、以下のとおりでした。

なお、経常利益の通期会社予想に対する進捗率は52.9%で、前期の49.3%よりよかったです。

 

 

今期の配当金は9円です。

なお、明確な配当政策はありませんでした。

 
また、過去の一株配当などは以下のとおりです。

 

 

中期経営計画はありませんでした。
 

 

株主優待は、ニッコー株式会社製の陶磁器製品になります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は320円です。

現在の株価での配当利回りは2.8%程度、株主優待利回りは5.2%程度で、総合利回りは8.0%程度になります(300株保有と仮定)。

財務は悪くなく、売上は増収を続けています。

ただ、利益面の成長は停滞しており、注力しているベトナム事業がポイントなのかもしれません。

個人的には、中期経営計画と配当政策を策定、開示して、将来の成長軌道を見せてほしいです。