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西部電機(6144)

 

西部電機(6144)は、搬送機械・産業機械・精密機械の3つの事業をおこなっています。

 

 

 

 

 

2025年3月期(11/17時点)の投資指標は、
予想PER:13.4倍
PBR実績:0.93倍
予想配当利回り:4.56%

予想1株配当金:84円

 

財務状況は以下のとおりです。

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。

配当利回りは4.5%程度で、株主優待があります。

自己資本比率は60%以上です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.01で、ほぼ無借金経営です。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移は下図です。

 

 

11月14日に発表した2Q決算は、以下のとおりでした。

経常利益の会社予想進捗率は22.3%で、前期の38.6%より悪かったです。

 

 

当期の配当金は1株84円を予定しています。

なお、配当方針としては、2024年度から配当政策にDOE(連結純資産配当率)基準を採用し、DOE4.0%を目安とするそうです(ちなみに2024年度の配当性向は61.0%となる想定)

 

 

 

中期経営計画は2024年5月15日に策定されており、下図は定量目標になります。

 

 

株主優待はQUOカードです。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

現在の株価は1844円です。

現在の株価での配当利回りは4.6%程度、株主優待利回りは0.5%程度で、総合利回りは5.1%程度になります(100株保有と仮定)。

財務は◎、中計の定量目標はとてもよいですが、今期の経常利益の進捗は中間決算時点で会社予想に対して1億円弱ショートしています(770百万円に対して684百万円)。

ただ、同社は3Q、4Qで売上、利益を伸ばす傾向にありますので、あまり期待しすぎず通期の目標達成を待ちましょう。