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ジオリーブグループ(3157)

 

ジオリーブグループ(3157)は、以下の事業を展開している会社です。

 

① 住宅資材販売事業
住宅用資材から産業用資材まで、時代にマッチした商品を取り揃え、いち早くマーケットに発信・提供をしています。

② 住宅建築・リフォーム・工事事業
イージーオーダーから最高級のフルオーダー住宅まで、様々な仕様で顧客の要望に沿った住宅造りやリフォームを行っているほか、非住宅物件を中心とした内装工事や太陽光発電設備工事を行なっています。

③ ITシステム・物流事業
得意先に対するクラウドサービスをベースとしたITシステムの提供や運用サポートのほか、同社グループ会社ほか一般貨物の首都圏における配送業務の請負を行っています。

 

 

2025年3月期(11/9時点)の投資指標は、
予想PER:7.6倍
PBR実績:0.63倍
予想配当利回り:3.59%

予想1株配当金:38円

 

財務状況は以下のとおりです。

 

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から少し割安感があります。

配当利回りは3.5%程度で、株主優待もあります。

自己資本比率は30%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.33で、利益剰余金は有利子負債の4倍ほどあります。

 

 

直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。

 

また、長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。

 

 

11月5日に発表した2Q決算は、以下のとおりでした。

経常利益の会社予想進捗率は27.4%で、前期の48.2%よりかなり悪かったです。

これは、一時費用としてM&A関連費用467百万円が発生した影響によるものと説明していました。

 

 

当期の配当金は1株38円を予定しています。

なお、配当方針は明確に発信していないようですが、直近は配当性向30%程度がターゲットのように見受けられます

 

 

 

株主優待はQUOカードになります。

詳細は上記リンクからご確認ください。

 

 

 

現在の株価は1058円です。

現在の株価での配当利回りは3.6%程度、株主優待利回りは1.9%程度で、総合利回りは5.5%程度になります(100株保有と仮定)。

財務は悪くありませんが、2023年3月期にピークを迎え、中期経営計画がなく、次の成長戦略が見えません。

ただ、M&Aには積極的で、2Qに2社の株式を取得していますので、今後の成長に期待しましょう。