
セントケア・ホールディング(2374)
セントケア・ホールディング(2374)は訪問介護・入浴、通所介護が主体の企業です。
訪問看護、看護小規模多機能型施設など医療系サービスを育成中です。
2025年3月期(9/22日時点)の投資指標は、
予想PER:8.7倍
PBR実績:1.18倍
予想配当利回り:3.60% ※ 株主優待があります
予想1株配当金:27円
財務状況は以下のとおりです。
PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から少し割安感がありますが、
PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。
配当利回りは3.5%以上で、株主優待もあります。
自己資本比率は50%以上です。
有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.32で、利益剰余金は有利子負債の6倍程度あります。
直近4年間の業績+今期の業績予想は以下のとおりです。
また、長期で見た売上高、営業利益および経常利益の推移が下図です。
介護領域はこれからも成長するでしょうね。

8月8日に発表した1Q決算では、前期比で増収減益でした。
なお、会社予想の通期経常利益に対する進捗率は19.6%で、前期進捗の25.7%より低値でした。
減益の原因は、
①外部環境と 報酬改定の影響
(訪問系サービスを中心に休廃止数は高止まりの傾向。報酬改定による影響としては、全体では増収微増益)
②積極的な待遇改善の実施
(4月から前倒しでの正社員の待遇改善を実行したことで人件費が増加)
③新規出店による影響
(計10ヶ所の新規開設を実施したことによる開設等の費用増。加えて、3件のM&A(株式取得及び事業譲受)を実施)

当期の配当金は1株27円を予定しています。
なお、配当性向は2027年3月期に35%程度、将来的には40%程度を見据えています。
