サンワテクノス(8137)
サンワテクノス(8137)の事業内容は以下の4つです。
- 産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関連の装置・機器・部品の販売
- 各種電子部品・電子機器・各種 OA機器、FAシステム、通信・情報機器等の販売
- 半導体関連製造設備、産業用ロボット、クリーンロボット、FA産業関連設備装置、基板関連装置、物流搬送装置、車載製品、各種検査装置等の販売
- 電気設備工事業及び生産現場の効率化のためのトータルエンジニアリングサポート
2025年3月期(6/8時点)の投資指標は、
予想PER:13.9倍
PBR実績:0.70倍
予想配当利回り:4.96% ※ 株主優待があります
予想1株配当金:110円
財務状況は以下のとおりです。
線を引ている箇所を主にチェックしますが、
PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から割安感、割高感はありませんが、
PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感があります。
配当利回りは4.5%以上あり、株主優待もあります。
自己資本比率は45%以上です。
有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.20で、利益剰余金が有利子負債の3倍程度あります。
過去4年の業績は以下のように推移しています。
2023年3月期に過去最高を記録して以降、右肩下がりになっています。
5月10日に2024年3月期の本決算を発表しており、通期業績予想を2回上方修正し、さらに上振れして着地しました。
また、2025年3月期の業績は、顧客の在庫過多による手配調整が継続されていること、中国経済の景気回復の遅れなどにより減収減益の予想です。
中期経営計画では、下記の数値目標を設定しています。
株主優待はQUOカードになります。
内容は下記のとおりで、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応に一貫として位置づけられています。
現在の株価は2219円です。
現在の株価での配当利回りは4.95%程度、株主優待利回りは0.9%程度で合計5.85%程度になります(100株2年以上保有と仮定した場合)。
今期は減収減益となる予想ですが、中期経営計画では2028年3月期には営業利益100億円を目指しています(2024年3月期の実績は62億円)。
半導体製造装置、ロボットマウンター、工作機械を中心とした成長で目標を越えてほしいです。