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日本電信電話(9432)


日本電信電話(9432)は、NTTグループの持株会社で、2020年にTOBしたDocomoが主力の企業です。固定電話は独占状態、光回線は高いシェアを獲得しています。最近では海外開拓・提携に注力しています。

 

2024年3月期(4/29時点)の投資指標は、
予想PER:11.3倍
PBR実績:1.53倍
予想配当利回り:2.97%  ※ 株主優待が別途あります

予想1株配当金:5円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)から割安感、割高感はありません。

配当利回りは3%程度あり、株主優待もあります。

自己資本比率は35%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は1.15で、利益剰余金と有利子負債は同程度です。

 

過去4年の業績は以下のように推移しています。2023年3月期に過去の売上、利益を達成しており、2024年3月期はさらに上で着地予定です。

 
2月8日に2024年3月期の3Q決算を発表しており、以下の内容で順調な結果でした。
 
配当については、ここ数年配当性向30%台(高くても40%前半)で推移しています。
なお、2024年3月期の1株配当金は5円の予定です。

 

同社は株主優待を実施しており、同社株式100株以上保有の株主はdポイントを4500ポイントいただけます。

詳細は上記リンクを参照ください。

 

中期経営計画では、EBITDA(利益指標)を下記のように定量目標としています。

 

現在の株価は168.2円です。

NTTグループですから、財務面はあまり気にする必要はないと考えています。

100株購入で3%程度の配当金をいただきながら、dポイントを合計4500ポイントいただけるのは非常に魅力的です。

目標株価コンセンサスは200円で株価上値の余地もありますし、これから6年程度保有することを想定して100株購入するのがよいと思っています。

消費電力を100分の1程度にできるIOWNが新たなインフラになると、大化けすることは間違いないでしょうね。