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都築電機(8157)


都築電機(8157)は、ネットワークシステムと情報システムを両輪に設計、開発、施工および保守を行っている会社です。大株主に麻生グループと富士通があります。

 

2024年3月期(4/28時点)の投資指標は、
予想PER:8.5倍
PBR実績:1.05倍
予想配当利回り:3.94%  ※ 株主優待が別途あります

予想1株配当金:89円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、

PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)から少し割安感がありますが、

PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)からは割安感、割高感はありません。

配当利回りは3.5%以上あり、株主優待もあります。

自己資本比率は40%程度です。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)は0.27で、利益剰余金が有利子負債の3倍程度あります。

 

過去4年の業績は以下のように推移しています。2023年3月期に過去の売上、利益を達成しており、2024年3月期はさらに上で着地予定です。

 
1月31日に2024年3月期の3Q決算を発表しており、以下の内容で非常に順調な結果でした。
 
業績が順調に推移していたことから、3Q決算発表時、通期の業績予想を上方修正しています。
 
配当についても3Q決算発表時に予想修正(期末配当38円⇒51円)を公表しています。
なお、連結配当性向40%以上、下限をDOE(連結株主資本配当率)3.5%に設定しています。

 

同社は株主優待を実施しており、同社株式100株以上保有の株主は商品カタログをいただけます。

詳細は上記リンクを参照ください。

ちなみに前回のカタログの一部内容は下記のとおりです。

 

中期経営計画では、創業100周年となる2033年3月期に営業利益100億円を挑戦目標としています。

上記過程として、2026年3月期の数値目標は以下のとおりです。

 

現在の株価は2260円です。

 

財務は万全とは言えませんが、予想ROEは12.4%、売上・利益ともに右肩上がりの実績と予想、配当金+株主優待の利回りは4.5%程度など、イロイロと魅力があります。

 

上記のように同社は4Qに高い経常利益を達成します。

前期4Qがどのような結果になったか、非常に気になります。

それと2025年3月期の業績予想も同様に気になります。

5月13日の本決算を楽しみに待ちましょう。