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小松ウオール工業(7949)


小松ウオール工業(7949)はオフィスビル、病院、厚生施設向けの間仕切りを製造、販売する国内トップ企業です。竣工するビル向けに強く、国内市場に重点を置いています。

2024年3月期(1/21時点)の投資指標は、
予想PER:11.8倍
PBR実績:0.75倍
予想配当利回り:4.08%

予想1株配当金:120円

 

財務状況は以下のとおりです。

線を引ている箇所を主にチェックしますが、PER(株価が企業の利益に対して割安 or 割高を判断する目安)からは割安感や割高感はありませんが、PBR(株価が企業の純資産(解散価値)に対して割安 or 割高を判断する目安。1倍より低いと割安、高いと割高)からは割安感があります。

配当利回りは4%以上あります。

自己資本比率は80%以上とかなり高いです。

有利子負債倍率(有利子負債=借金の返済負担の重さのことで、数値が低ければ負担が軽いことを意味しています)の記載はありませんが、無借金経営で財務は非常に健全です。

 

過去4年の業績は以下のように推移しており、コロナ禍で沈んだ利益は改善してきています。

 
10月26日に2024年3月期2Qの決算を発表しており、進捗は非常に順調で、通期の業績予想を上方修正しています。
 

配当金については下記のように推移しており、DOE3%を下限とした安定配当を目指すそうです。

 

2023年4月27日に開示していた中期経営計画では、経営目標を以下のように公表しています。

 

1月25日に3Q決算を発表予定ですが、2Qに上方修正した際「建設業界の人手不足等もありやや慎重な予想」とコメントしていたことから、さらなる上方修正や増配などをちょっと期待したいところです。