ピクテ-iTrustインド株式
2024年からはじまった新NISAでは積立投資枠が毎年120万円あって、最大で600万円まで利用できます。
それを利用しないのはもったいない気がして、4つの投資信託の選定をしました。
その最後は、インドにフォーカスした”ピクテ-iTrustインド株式”にしました。
これは、今のところ積立投資枠で唯一購入できるインドの投資信託です。
運用成績は以下のとおりで、2018年に設定されて以来、2倍程度に成長しています。
構成銘柄は25銘柄で、そのうち10銘柄が以下のとおりです。
手数料(信託報酬)は少し高いですが、0.9828%程度になります。
インドに注目したポイントは大きく3つあります。
1つ目は、人口とその構成比率です。
世界最大の14億人ほどの人口を有するインドでは、生産年齢人口(15歳から64歳)が人口の3分の2、約9億5000万人もいます。
その人たちは、労働力としても、消費者としても大変有望です。
(下図のように日本と人口構成を比較するとイメージしやすいです)
2つ目は、教育変化の成果です。
インドは教育の舵を大きく切っており、数学、IT、英語の能力が飛躍的に成長してきました。
その結果として、米国などの大企業の幹部にインド人が就いているケースが散見されます。
(例えば、GoogleのピチャイCEOなど)
教育の変化はインド国内の経済にも大きな変化をもたらしており、ユニコーン企業(株式市場に上場していない企業価値10億ドル以上のベンチャー企業)なども増えてきています。
3つ目は、経済成長です。
下記のようにインド経済は成長しており、他国と比べても著しいことが伺えます。
2027年には名目GDPで日本、ドイツを抜いて世界3位になる見込みです。
以上のようなことから、インドに特化した投資信託を4つのうちの1つに選定しました。
新NISAの積立投資枠は息の長い投資になりますので、サイド投資として3年ほどはほったらかしになる予定です。
将来、どんな結果になっているでしょうね。