今日、たまたま東京ビサッグサイトの展示会に行きました。せっかくなので同時開催の「東京国際ブックフェア」を見て来ました。手塚プロのブースがあり何か本を買うと、手塚オールスターが印刷された素晴らしい紙製の手提げ袋を貰えます!ご都合良い方はどうぞ。本好きな方はおすすめのイベントです。ただし、招待状がないと1200円かかりますのでご注意ください。
事前にインターネットで招待券をメールで送ってもらい、それをプリントアウトしたものをご持参ください。そしたら無料です。
ちなみに、私は手塚プロブースで、「ブラックジャック創作秘話」(秋田書店)を買いました。先行発売のようですが、なかなか感動します。ここいらについては、後で詳しく書きたいと思います。
 
とりあえず速報まで。
上野の東京国立博物館で開催されていた「手塚治虫のブッダ展」が先週末で終了しました。その直前でしたが、
少しだけ空いた時間ができたので、ようやく観に行けました。
 
手塚先生は、ブッダが遺したさまざまなエピソードを誕生から涅槃まで通して長編作品「プッダ」で描かれました。この展覧会は、ブッダの各シーンの原稿とそれに対応した国内に所蔵されているブッダ関係資料(主に彫刻などの立体物)を併行に展示したものです。
 
1990年に国立近代美術館で大規模な手塚治虫展が開催されましたが、美術館よりお堅いイメージの国立の「博物館」に手塚先生の原稿が大量に展示されるのははじめてだと思います。私は個人的に仏教美術が大好きで博物館にもよく行っていますが、国立博物館で漫画の原稿が展示されたことに驚きました。
 
さて、今回の展覧会を観た感想ですが。。正直少し無理があったように感じてしまいました。
 
手塚先生の原稿を直接観ることができたことは良いのですが、展示されているのは仏陀の生涯のエピソードの一部分を紹介するために一番近いシーンを並べたもので、「ブッダ」というオリジナル作品を十分理解するにはちょっと不十分だったと思います。
 
一方、併行して展示されていたガンダーラ仏などの仏教資料のラインナップは小品が多く目玉展示もなく、たぶん古美術ファンが観るとちょっと物足らなかったかもしれません。
 
要するに、どっちつかずになってしまったかもしれません。全部否定するわけではありませんが、もう少し企画を練った方が良かった気がしました。
 
ちょっと厳しい感想を書いてしまいましたが、今回、国立博物館が漫画を採りあげたという実績は大変貴重な一里塚だと思います。漫画は日本が誇る素晴らしい文化ということが少しは浸透したのかなと嬉しく思います。
 
麻生政権の時、マンガ、アニメなども対象とした国立メディア総合センターの設立企画が持ち上がり論議を呼びましたが、結局現政権で撤回されました。必ずしも新しい箱モノを作らなくてもできることがあると思います。今回のように着実に実績を築きながらしっかり構想を練っていただきたいと思います。
今日自由になる時間があったので久しぶりに国会図書館に行ってきました。昔の少年月刊誌についていた組立付録を調べるためです。ここ数年凝っているテーマです。
 
そこで、ちょっと気になる事がありました。
 
いつものように、端末で雑誌を検索して閲覧申請すると、私が選択した昭和30年代から40年代の少年月刊誌が みな別室閲覧対象で、しかもコピーできないというのです。
 
別室で閲覧するというのは、痛みが激しい資料や切り抜きなどをされやすい資料を別室で言ってみれば図書館員監視のもとで閲覧するというものです。私が閲覧する漫画雑誌などでは、ついこの前までよほど古いものでなければそんな扱いにならないし、ましてコピー不可ということはありませんでした。
 
「どうして?」と思いながら希望した本が出てくるまで待っていたのですが、出てきた本を見て愕然としました。大部分の本の頁がバラバラになっていて、紐で縛ったまま袋に入れられて出てきたのです。最初は地震で棚から落ちて傷んだのかなと思いましたが、ほとんどすべてがひどい状態になっているのではありませんか?
 
図書館の職員の人に訊ねてようやく理由がわかりました。すべての雑誌をデジタル化するため、本の綴じをばらし、そのままにしていたためということでした。古い本は傷み続けるので、デジタル画像をDVDにしたり、ストレージに格納しディスプレイやハンディ端末で読んでもらった方が良質なサービスができると思われたのでしょうか?
本の背を裁断してスキャナーで読み取って端末で読む人達がいるとのことですが、そういうことをやろうというのでしょうか? 
 
私は、本というのは、字面や絵面だけでなく、本の装丁や頁のレイアウト、紙質なども含め、本全体の雰囲気も味わいながら楽しむものと思っています。特に雑誌は、広告を含め当時の雰囲気を記録しているもので、決してデジタルでは再現できないものと信じています。大体、広告や綴じ込付録、懸賞などまで再現するとは思えません。ですからこれは完全な本のデジタル化ではないのです。
 
とにかく、とても貴重な資料がばらばらにされているのです。昔の漫画本を復刻するため松本零士先生が所蔵している貴重な漫画本を借りた出版社が、その本をバラバラにして複写し、先生に復刻した本で返したので、松本先生はとても悲しんだという話を思い出しました。
 
百歩譲って、確かに本の傷みなどは防げるし、内容を確認したり、複写するのは便利であることは認めるとして、ばらばらにした本の製本をできる限り戻していただきたいと思います。職員の方は、ひもで縛り袋に入れたまま保存すると言っていましたが。そのままでは頁は痛むし、なによりも現状維持が当然だと思います。コストがかかるからといって、これをやらないのは片手落ちです。
 
そもそも、文化的資料の保存の意味をどのように考えられているのか?と疑問に思ってしまいます。 
 
 
昨日テレビ東京の「開運!なんでも鑑定団」でひさししぶりにおもちゃ鑑定大会をやっていましたね。(放送日の違う地方の方。ネタばれにご了解ください。)このところ、おもちゃが出てなかったので寂しかったのでうれしかったです。
 
仮面ライターカードの未裁断シートに高額がつきました。とても珍しいのは確かですが驚きました。印刷物はまた出てくる可能性があるので、こんなにつけちゃって大丈夫かな?と思いましたが、現時点での価格ということでしょう。
 
アトムの首振りは、後から塗装されていて残念でしたが、うまくやると後からの塗装がとれるかもしれません。
これは私も持ってますが、結構市場に出てくるんです。世の中広いです。
 
今回登場したマルサン一期ガラモン。これも大変貴重なものですが、時々出てきます。最初は600体だけと言われていましたが、もしかしたらもっとたくさん売られたのかもしれません。
 
鑑定団も、番組が結構長く続いて、特におもちゃ分野はネタ切れしてきたのであれば残念です。書画骨董と異なり、量産製品ですから、そろそろ珍しいものがなくなってきたのかな?漫画本も同じ状況かもしれません。
 
もう少し放送に採用する際の条件を緩めてもいいのでは?と思います。関連するエピソードを紹介してもらい懐かしい昔の時代に触れるという効果もあると思いますが。。。
実は息子の影響で、アニメ「イナズマイレブン」にはまっています。
 
100話を越える長編ですが、ネットやビデオでせっせと見ています。
その名のとおりサッカーがテーマの作品で、ぶっとんだ必殺技もすごいんですが、登場するキャラクターもファッション、髪型を含め大変個性的です。
 
ストーリーはと言うと、弱小チームがしだいに成り上がり、すごい選手が集まってきて日本一のチームになり、さらにスターが集まって世界大会で優勝するというよくある話がベースです。
 
ところがところが、これに学校を破壊する 宇宙人みたいなのがで出てきたり、さらには神様や悪魔まで現れ世界選抜チームと戦うみたいな(まるで「リングにかけろ」を思い出すな。。)オプションがたくさん盛り込まれており、いってみればめちゃくちゃなSF・スペクタクル・お笑い(?)ごちゃまぜのエンターテイメントと言える作品なんです。
 
一見場当たり的のように見えますが、サッカーを利用した国際的陰謀が影に見え隠れしていて、これを追及する刑事が初めから終わりまでちゃんと登場したり、行方不明の主人公のおじいさんが現れたり、ストーリー全体のまとまりはなんとなくできています。そう考えると、この作品を作っている人の構成力はとてもすごいと思います。
もしかしたら、大変な思慮のもとにはじめからしっかりと作品全体が構成されていて、それにいろいろな遊びを入れているのかもしれません。
 
この作品は、もともとは、DSのゲーム、マンガ、アニメ、カード、アーケードゲームなどたくさんのメディアがタイウアップしたコラボ作品だったようですが、ゲームはとりあえず発売された時点でストーリー全体の完結性を持っているので、これがアニメの方に反映され全体のまとまりを生んだのかもしれません。話の芯がしっかりとしているので、色々な遊びも入れ易いのかもしれません。
 
このようなことは、まだ連載中の漫画を原作とするアニメの時には無かったことです。とても興味深いですね。
メディアが多様化した今日の創作活動の未来に向け、さらに発展する可能性を秘めた明るい希望をもてる現象かもしれません。
 
最初のイナズマイレブンは終了しましたが、すでにテレビ東京で続編の「イナズマイレブンGO」が始まっています。期待しています。
 
まあ、息子がいなかったら、イナズマイレブンは見てなかったですね。いつの時代も子供番組は面白いんですね。