日曜日(3/6)に東京ドームで開催されたイーグルスのライブに行ってきました。
70年代、私にとっては学生真っ盛りの時代に本当によく聴いたバンドです。「ホテルカルフォルニア」は、いろんな所でどこでも流れていて、聴きたくなくとも耳に入ってきたものです。あのリフレはみんな知っていましたね。
 
学生時代一緒にバンドをやっていた友達から誘われたんです。ドン・ヘンリー、グレン・フライ、ジョー・ウォルシュなど、昔のメンバーが揃って来日するとのことで、喜んで行くことにしました。
 
当日驚いたのは、お客さんがみんないい年だったこと。見た感じは平均50才くらいのように思えた。「アラ フィフティ」世代です。これだけのおじさん、おばさんが4万人集まるのは大変珍しいのでは?もっとも私達もそのお仲間だったんですけどね。
 
当のイーグルスのメンバーもみんな60才越えの「アラ シクス」だが、演奏はとてもハードでパワフルだった。昔のイメージを壊さないように考慮してか、アレンジは昔聴いたレコードに準拠していた。「ホテルカルフォルニア」は、はじめの方に演奏されたが、ギターソロでジョーウォルシュのパートからギターの音色が派手になるところなんかは、泣きたくなった。みんな元気でよかった。よかった。
 
みんな、はじめは大人しく聴いていたんですが、だんだん盛り上がってきて、がまんできなくなって一人が立って踊り始めると、連鎖のようにみんな立ち始めて、後半はずっと立って聴くことになってしまった。最初に踊り始めるのは、大体女性でしたね。本当に元気なもんだ。男どもは、やれやれという感じでつきあっていました。
 
アンコールの最後は、静かな「ならず者」でフィナーレ。すごい人だったけどあっというまに散会。電車も日曜日の夜のすいているいつもの光景だった。たぶん、コンサートに来た人もたくさん乗っていたはずだけど、もうおとなしい分別ある大人に戻っていたみたいだ。私達もおとなしく帰りました。