ちょっと前になりますが、NHKで放送されていたアニメ「メジャー」の第六シリーズが終わりましたね。最終回のエンディングからすると、これで完結のようです。(まさか第7シリーズないですよね?)
 
実は前から、同じ感じだなと思っていた作品があります。それは、「六三四の剣」です。
 
野球と剣道で関係なさそうですが、ともに父の死が重要なポイントであり、父のかたき役の存在、子供の頃からの仲間やライバルなど同じような境遇のキャラが登場するなど話の骨格がとても似たように感じていました。
 
ちなみに
 
かたき役  東堂(六三四の剣)⇔ギブソン(メジャー)
幼なじみのガールフレンド 嵐子(六三四の剣)⇔清水(メジャー)
ライバル  修羅(六三四の剣)⇔ギブソンJr, + 寿也(メジャー)
 
といった感じです。(作品を呼んでいない人はわからないですね。ごめんね。)
 
他に、子供の頃からの仲間なども最後まで登場し、きちんと描ききっているのも読み手にとってうれしいところです。最近の連載マンガはとても長いのが多いですが、読み手もずっとつきあっているので、ちょっとしたストーリーの不整合が気になりますが、両作品ともマンガ史に残る名作だと思います。
 
ところで、メジャーはとうとう吾郎と清水が結婚して子供が生まれるところまで描かれていますが、六三四の剣は、高校までで終わっています。大人になった六三四と嵐子の後日談も見たい気がします。