毎朝「ゲゲゲの女房」を楽しく観ています。
私は水木先生の作品が大好きで、先生の半生記もたくさん読みましたが、朝ドラの脚本には、これらの資料にあるエピソードが多く採用されていて、今のところほぼ史実どうりのストーリー展開になっているようです。今はとても貧乏ですが、入院中の長井さん(ドラマでは深沢さん)が早く退院して水木作品を世に出し、いよいよ講談社の別冊少年マガジンに「テレビくん」が掲載されないかと心待ちにしています。いずれ手塚先生も登場するのでは?と期待しています。
そういえば思い出しましたが、私は一度だけ水木先生とお会いしたことがあります。もうだいぶ前になりますが、ある同人誌の会合に先生が出てこられたのですが、たまたま私が隣の席に座ったのです。雑誌などに掲載されている写真どおりで、とにかく一生懸命な方でした。食べるのも、もしゃもしゃと一生懸命。話す時も顔全体で目いっぱい表情を変えて一生懸命。緊張していた私へもいろいろ声をかけていただきました。
先生はとてもまじめな方だと思いました。たいへん面白い話をされるのですがジョークではなく本当にまじめに感じられていることをお話されているのだと思いました。ドラマでも一心不乱に仕事されている様子が演じられていますが、本当にそうだったと思います。
今長年の先生の仕事が評価されているのを見るとこちらもうれしくなります。(続く)