ひさしぶりに書き込みます。なんとなく時間がなく、また、特に書くこともなくこのブログを放置していました。
作家は、なんでもいいから毎日書くことが大事とよく言われます。すこしずつでも、毎日書いたものが蓄積すると、結構な分量となり、「ひとつまとめてみるか。。」という気になるのでしょうか?井伏鱒二は、何も書くことがないので、「いろはにほへと」を書いたことがあるそうです。
 
ところで、私の趣味は手塚関連のおもちゃ、グッズ集めということでしょうが、われながらよく続いたものです。結構集めているのに、何か欲しいものが現れるのです。気が付くと膨大な量のコレクションの山。。
 
これを始める時の動機としては、いろいろな要因がありましたが、先人たちのコレクションに触発された点もありました。その頃すでにミニカー、ブリキ玩具などはコレクターズアイテムになっていて、少ないですが専門店もありましたが、いまや大コレクターになられている諸氏もまだあちこち駆けづりまわっていました。出張などで地方のおもちゃ屋さんに行くと、「この間○○さんが来て全部持っていったよ。」なんて事もよくありました。がっかりして、残った物を売ってもらいます。せっかく行ったのに何も買わないのもさびしいし、それが呼び水となり、「ああこれならまだあるよ。」なんて奥から別なものが出ることもあるからです。その時手に入れた怪獣のソフビなどで、後から大化けしたものもあります。超合金もそうでしたね。
 
収集は駅伝に似てると思うことがあります。ようやく欲しかったものが手に入ると、トップランナーのコレクターは、別なまだ見たこともないすばらしいものを入手しているんですから。また、コレクションはどんどん間口が広がるので、先に集めたほうが有利です。後続ランナーは、まだそちらに目が行っていませんから、高価になる前に集めることができるというメリットもあります。後続ランナーがようやく追いついたと思ったら、余力を残した先行ランナーは、グーンと先に行ってしまうんです。もちろん、資力があるランナーは、すぐ追いつくかもしれません。しかし、コレクションは時間をかけるところもいいところなので、お金だけですぐ解決するのも寂しい気がしてしまいます。
(すいません。貧乏人の負け惜しみです。。。)
 
私は市民ランナーとしてできる範囲でコレクションするしかありません。