前にも書いたかもしれませんが、手塚治虫というアーティストは、その時代を代表する巨人であることは、誰も異論がないでしょう。戦後、マンガにさまざまな表現手法を導入して多くの賛同者を獲得し、間を大きく飛ばしちゃいますが、結局、今や日本が世界に冠たるマンガ・アニメという分野の創出の非常に重要な役割をはたしちゃったんですからね。手塚先生は。
僕もその一人ですが、先生が亡くなられてからも、ファンが多くいて、熱っぽく先生の世界を語り合っています。変な話ですが、亡くなられてからも、ファンクラブなどが存続し、研究書が出版されるなど、いろんな活動が続けられているのも、手塚先生が最初で、こんなことも開拓されてしまいました。
でも、僕は時々少しばかり複雑な心境になることがあります。例えば、川崎に造られるという手塚ワールドやDVD-ROM全集の刊行、手塚作品の原画復刻販売などのニュースが聞こえてくる時なんかがそうです。
やっている人たちは、もちろん一生懸命なので、こんな言い方は酷ですが、これらは、手塚先生が直接介在したものではなく、あくまで2次生成物で、手塚先生じきじきの作品のように、好きになれるかな、と思います。なんか、ここまでやらなくとも・・・。なんて考えてしまいます。最近の「メトロポリス」もそうかな。手塚先生のお子様たちの活動もそうですね。
なんでも、手塚先生関係というだけで、無理やり好きになれとというのはできませんよね。
ここいらは、何か、別な視点を持たないといけないのでしょうね。たぶん。
でも、神格化だけは、したくないな。
たかが、まんが、と言いたい気分になりたいことがあります。
要するに、自分の問題なんですよね。
まったくの愚痴です。
うじうじ。
(2001.11.17作成)
僕もその一人ですが、先生が亡くなられてからも、ファンが多くいて、熱っぽく先生の世界を語り合っています。変な話ですが、亡くなられてからも、ファンクラブなどが存続し、研究書が出版されるなど、いろんな活動が続けられているのも、手塚先生が最初で、こんなことも開拓されてしまいました。
でも、僕は時々少しばかり複雑な心境になることがあります。例えば、川崎に造られるという手塚ワールドやDVD-ROM全集の刊行、手塚作品の原画復刻販売などのニュースが聞こえてくる時なんかがそうです。
やっている人たちは、もちろん一生懸命なので、こんな言い方は酷ですが、これらは、手塚先生が直接介在したものではなく、あくまで2次生成物で、手塚先生じきじきの作品のように、好きになれるかな、と思います。なんか、ここまでやらなくとも・・・。なんて考えてしまいます。最近の「メトロポリス」もそうかな。手塚先生のお子様たちの活動もそうですね。
なんでも、手塚先生関係というだけで、無理やり好きになれとというのはできませんよね。
ここいらは、何か、別な視点を持たないといけないのでしょうね。たぶん。
でも、神格化だけは、したくないな。
たかが、まんが、と言いたい気分になりたいことがあります。
要するに、自分の問題なんですよね。
まったくの愚痴です。
うじうじ。
(2001.11.17作成)