
この他、布製の文化人形のようなものが2種類出たみたいですが、これは、本物をなかなか確認できません。気をつけないとサファイアとは、思いつかないようなもののようです。どこかのフリーマーケットでひっそりと出品されているかもしれません。幻グッズというロマンがあってもいいかもしれませんね。
今井のプラモデルは、手塚先生追悼のための復刻として、今井から発売されたので、今でも手に入りますが、他のものは、なかなかお目にかかれません。発売された絶対数が少ないためと思われます。
玩具メーカーの方針で、何故か男の子のおもちゃより、女の子のおもちゃは売れないという定説があったとも言われています。
別に偏見ではないのですが、女の子は、子供とはいえ経済的に男の子より、きっちりしており、無駄遣いしないように育っているから、おもちゃより実用的なものを購入するからでしょうか?実際、マンガ本などでは、少年誌より少女誌の方が価格が安かったものです。また、別冊少女フレンドや別冊マーガレットのようにページ数が多く同じ値段でも厚いマンガ雑誌も女の子向けが先でした。
とにかく、リボンの騎士物は、今やコレクターにとって大変な関門です。考えて見ると他に女の子向けのキャラでおもちゃになっているものは、不思議なメルモくらいかもしれません。
最近は、ガレージキットとしてリボンの騎士も発売されていますが、これは、マニア向けのもので、完成度は高いと思いますが、女の子向けとは思えません。手塚先生は、少女マンガでもパイオニアの一人です。新しくアニメ化して、視聴者である女の子のお子ちゃま向けおもちゃを発売してもらいたいものです。
(2001.6.15作成)