考えてみると、手塚作品のことをあまりお話ししていませんでした。一番好きな作品は0マンですが、他にもたくさん好きな作品があります。
W3!。タイムパラドックスを織り込んだあざやかなラストシーン。

バンパイヤ!。実は、自分もオオカミ男になりたかったです。

どろろ!。どろろが女の子だったなんて・・・。

ロック冒険記!。ディモン星の伝染病の恐怖。

人間ども、集まれ!。中性人間にとっても、おとうさんは大事。胸がつまりました。

リボンの騎士!。 実は、中学生の頃。サファイアの絵を定期入に入れてました。

きりがありませんが、とにかく、手塚作品が大好きでした。僕だけではないと思いますが、手塚マンガは、他のマンガとは、何かが違っているように感じてました。絵が洗練されていてカッコ良かったし、物語もなんともいえない説得力と魅力がありました。

時々思ってることがあるんです。 手塚先生の作品は、絵がらとか、話の内容も含めて読む人がみんな好きになるんですよね。何故だかわかりませんけど。手塚先生は、天才だったって言われることがありますけど、人に好かれる作品を生み出す才があったんだと思います。

だから、年齢や国籍に関係なく今でも、みんな好きなんじゃないでしょうか?

天国に行かれた後も、みんなに作品が読まれ、また、いろんな所、例えば、インターネットのHPなんかでみなさんの熱い思いに触れるたびに、「ああ、先生の作品は、みんなが好きになっちゃうんだな。」と思ってしまうんです。



(2001.3.19作成)