あなたがアプリ開発に向けて
これから学ぼうとしているJavaの性質を、よく理解しましょう。
そうすることで、Javaを本質から
理解し、その機能を
100%活用することができます。
逆にJavaの性質を理解する事を
怠ると、Javaの学習が
驚くほど遅くなってしまいます。
ですので、アプリ開発に向けて
あなたがこれから学ぶ
Javaの性質を、
ざっと説明しようと思います。
これは、
僕が思う性質
というわけではなく、
プログラミング業界の中で
一般的とされている
Javaの性質です。
まず、Javaは
「マルチプラットフォーム」な言語です。
簡単に言いますと、
Javaで作られたプログラムは、
Windowsでも、Mac OSでも、Linuxでも
動作させることができます。
Windows用のJavaプログラム、
Mac OS用のJavaプログラムなど、
それぞれの動作環境ごとの
ソースコードを書く必要がないのです。
次に、Javaの性質、
「オブジェクト指向」について
説明します。
オブジェクト指向とは、簡単に言うと、
「物を作るようにプログラミングできる」
ということです。
例えば、車を作る事を考えてみましょう。
車には、アクセル、ブレーキ、ライトなど、
さまざまな部品や機能がありますよね。
車という「オブジェクト」を作って、
それに、アクセルを踏めば進む機能、
ブレーキを踏めば止まる機能、
などを、順番に付け足していきます。
Javaでのプログラミングでも、
これと同じようにプログラムを
組み立てていきます。
このような考え方が「オブジェクト指向」です。
ですが、オブジェクト指向を
今完璧に理解する必要は
全くありません。
Javaを勉強しているうちに、
自然とこの考え方が身についていきます。
ここでは、オブジェクト指向という
単語ぐらいを知っていれば
大丈夫です。
いろいろ説明しましたが、
「マルチプラットフォーム」、
「オブジェクト指向」という
単語ぐらいを知っていれば大丈夫です。
Javaでプログラミングをする際は、
「このプログラムはMac OSでも動くんだ」、
「今自分はモノを作っているんだ」と、
意識しながらコーディングしていきましょう!
