前処置から出産までの経緯詳細②です
生々しい痛みの表現が出てきます。
これから出産を控えている方、
怖い体験談は聞きたくないという方は読まないでください!!
12日 06:00
荷物は看護師さんが持って一緒に歩いてくれましたが、
陣痛がくるたびにアクティブチェアを置いてもらって、
1分ちょいまたがってユラユラ、収まったらまた歩く…を
繰り返してようやくたどり着きました。
モニターつけますと言われるも、
ベッドに乗りかけた半端な姿勢でまた陣痛がきて、
痛くて仰向けになれない…と
四つん這いのまま耐えていたら、
その姿勢で無理やりモニター装着して助産師さん消える。
しかも手元にナースコールがない!!
1人にされるととても不安になるんだけど…
戻ってきた助産師さんに通話OKか確認を取って、
夫とLINEをつなぎなおします。
もはや、ほとんど泣いているだけで喋れない私に、
「傍にいるよー」「お守りでつながってるからねー」
「深呼吸しようねー」と一方的にずっと声をかけてくれる夫…
この人が夫で本当によかったと思いました。
12日 07:00
前処置②をしてくれた先生が登場し、
内診して、子宮口2.5cmのまま、朝までもってよかったよ!と
弾ける笑顔でバルーン挿入、ここへきてまた痛すぎる処置…
しかもバルーン入れてから1時間は麻酔ができないそうで、
あと1時間は耐えるように言われる。
陣痛の間隔は変わらないものの、痛みの強さが増し、
号泣しているせいで、鼻がつまってきて、
助産師さんの言うような深呼吸ができない。
そんな中で背中の麻酔のルート確保は着々と進められる。
痛さレベル8
なぜか麻酔科の先生たちの方が産婦人科医っぽくて、
かわるがわる、大丈夫だよーと脚をさすったり、
手を握ったり、ティッシュを渡してくれたりして、
その気遣いで心が救われる。
さて麻酔を入れるぞというタイミングで、
バルーン引っこ抜かれて激痛+内診も激痛。
内診は2人以上でやることになっているらしく、
もう1回別の人が内診やるよと言われ、
「やだぁ!」と絶叫してしまいました。
子宮口3cmで、麻酔OKな状態だから、
Wチェックができれば麻酔投入だからと言われ、泣きながら応じる。
12日 08:00
麻酔投入開始後、少し時間差で促進剤も投入開始
促進剤投入しているにも関わらず、痛みは急激に落ち着き、
痛さレベルは3
麻酔科の先生から、昨夜寝てないだろうから、
眠れるなら少しウトウトして体力温存しておくように言われる。
痛みが遠のいたのでここでまた夫とのLINE通話を終了。
思い返すと、お互い眠っていてもいいから、
つなぎっぱなしにしておけばよかったと思っています…痛恨のミス。
ここから30分おきに促進剤の追加+子宮口開大確認の内診
内診が全く痛くなくて感動…麻酔の効きに左右差が出ないように、
右向き→仰向け→左向きを順繰りにやるのがいいと言われたので、
わかりやすく、促進剤を追加するタイミングで寝返りを打つことに。
12日 11:00
ウトウト→促進剤追加の声掛け&内診→寝返り→ウトウト…を
何度か繰り返して、子宮口が4.5cmで停滞しだしたので、
ちょっとお手伝いしておきますねとナカを強めに押されるされる
いわゆる内診グリグリのようです。
麻酔下なのでまったく痛くないですが、
そうでなければ絶叫してますね…
12日 11:20
ジョロッと下から突然何かが出た感触があり、
破水だと直感、間髪入れずにナースコール
このとき右を下にしているターンだったんですが、
破水かどうか確認するから、一度仰向けになるように言われ、
寝返りを打ったらモニターに異変が…明らかな徐脈
元の体勢に戻るといったん持ち直しましたが、
仰向けになるとまた徐脈…その後は右向きに戻っても心拍が戻らず、
先生を呼ぶので、一番胎児に酸素がいきやすいという、
四つん這いの姿勢で待機することに。
麻酔してなかったら絶対こんなにコロコロ体位変更できなかったです…
四つん這いで深呼吸していたら心拍が回復&安定してきました。
現れたのは、3回連続であたったあの陽キャの先生。
経緯を聞いて、モニターを見て、看護師さんと
「帝王切開ですか?」
「へその緒が締まっちゃったか…安全にいくなら帝王切開。」
そのあと看護師さんたちに指示を出してから、
「準備だけ進めておくからね」と話しかけられました。
どうも主担当の先生の到着&判断を待っているようで、
私に意思確認されいるのではなさそうでしたが、
手を挙げて「切ってください!」と言ってみたら、即刻、手術が決まりました。
(今思うと、手を挙げる必要はなかったと思います…)
看護師さんから、ご主人は在宅ですか?と聞かれたので、
すぐ連絡つくと答えました。
(続く)