また性懲りも無く小説書きます
まぁ今回は暇潰しなんで続くかどうかはあまり真剣に考えてませんww
ズバリ三大ヒーローの競演です!!
THE・SAGA
仮面ライダー×スーパー戦隊×ウルトラマン
アルティメット大戦レジェンド
地球は突如謎の侵略者の宣戦布告を受ける。
人類は未知なる脅威に対しての恐怖心を露にし降伏するかに思えた。
しかし、人類は怯えるどころか未知の存在を否定するかの様に何事も無く日常を過ごし続けた。
人類は過去の奇跡を忘れてしまっていたのだ。
未知の存在による介入は静かに始まった。
2013年3月13日、中国各地の下層階級に位置する人間が同時多発的に自爆テロを起こす。
2013年4月13日、南アフリカ共和国にて収監されていた1人のある犯罪者が脱獄。13件の殺害事件を起こす。殺害にかかった時間は1時間にも満たなかったという。
2013年10月3日、キリスト信者による破壊活動が全世界で同時多発的に発生。他の宗派に対する攻撃は極めて激しく、宗教戦争も勃発。世界から神が姿を眩ました瞬間であった。
2013年12月1日、全世界の首脳、その側近が暗殺される。次期候補者は次々に姿を消すという怪事件も発生、完全に世界は秩序を失う。
2013年12月31日日本時間午前12時40分現在、人類は未知の侵略者に滅却処理され既に世界の人口およそ30%以上が消されていった…。
未知の侵略者は人類にこう名乗った
「rebirth」と
東京
「こちら小浪。現在東京に来ている…生体反応は今のところ無い…どうぞ。」
「こちら賀来。引き続き探索してくれ…どうぞ。」
「こちら小浪。了解。」
小浪と名乗る長髪の若い女性が迷彩柄の衣服に身を包み東京都内を隈無く調査していた。
東京の街は時が止まったかの様に静まり返っていた。この状況を言葉で表現することはナンセンスであるのかもしれない。強いて言うとすれば、「生」を一切感じないのだ。
この死んだも同然の東京を小浪は歩き続ける。
「……ホントに皆死んじゃったんだよね……」
微笑を浮かべ下を向く小浪。憂いを帯びたその目は威圧感と物悲しさを放っている。
「君、今すぐここから離れるんだ。」
男の声が小浪を振り返らせる。
「あなたどうやって生き延びたの!?」
小浪は感嘆に満ちた声でその男に尋ねる。男はこう答えた
「死ねない…といった方が妥当かな?」
小浪はこの男の言っていることが些か理解できなかった。
「今すぐここから逃げるんだ…」
男は小浪に逃げるよう促す。
「んなこと言ったってアナタも全く同じ立場じゃないの!!アナタに何かできるって訳じゃないんだから…」
小浪はこの男に少し苛立ちを覚える。
そして、男は小浪に対し意外な発言をした。
「少なくとも、この状況から君たち人間を救うだけの力は持っている。」
「……何言ってるの…?」
男は小浪を手で軽く押し退け、懐からある物を出した。そして男はその“ある物”を空高く突き出す
「きゃっ!?」
突如男の体は光に包まれ、小浪は腕で顔を覆い隠した。
~続~