1年3組 ・ 最後のミッション | ジャスミン茶タイム

1年3組 ・ 最後のミッション

きっかけは お前が作るしかないよ・・・

 

 

 

 

「はーい!」

 

教室で 葉っぱが手を挙げた。

先生 「うるさいよ~、静かにして~。 質問はあと~!」

 

やっぱり。   日ごろの態度が こういうときに裏目にでるのね。(笑)

 

でも 怯まない。

 

 

「はーい!  はーい!」

 

 


 

「先生に プレゼントがありま~~す!!」

 

 

日直さんが出たほうが 平等でいいだろうと 親たちが話していたとおり

 

日直さん(男女ひとりずつ)が お手紙 を先生に渡しました。

 

そして メダル係りになっていた MちゃんとAちゃんが 先生にメダルを。

 

その時、歌なんか歌っちゃうといいわね~ って言った親の希望も覚えていて

 

「歌もうたおぅ~!」 と音楽係りのR子ちゃんが CDラジカセへ ダッシュ。

 

学校で歌ってる今月の歌は 『グッディ・グッバイ』 なんだもの。

 

 

 

たった7歳の子どもたちが きっかけは親の言葉であったにせよ

少ない経験をフルに生かして、先生にお礼の気持ちを伝えるミッションを成功させました。

 

すぐに子どもに会えない 私たち働く親には、他のお母さんが帰宅した子どもに聞いたことを

電話で知らせてくれました。

 

子どもたちにとって 「終了式」 自体が 初めてのことで

「い~ぃ、最初に教室にいるときじゃなくって、朝礼みたいのが終わって、そのあと教室に入ってからだよ」

なんて、何度も言っていた親たち。

葉っぱなんて、月曜日の時間割を すべてランドセルに入れようとしていたし・・・。

タイミングを図るのが きっと すごく未知のことで 心配だった子どもたち。

 

先生に見つからないように 紙を配るのも 回収するのも 難しかったよね。

金メダルにみんなが名前を書く間、何度も廊下に偵察に出たんだよね。

本当に 先生にばれずにできちゃったね。

 

 

そして 帰りのお話のとき。 

先生のお話が始まったら、しっかり者のR子ちゃんが 葉っぱに合図を送ることになっていたらしい。

 

合図どおりに やったんです。 冒頭の「は~い!」は・・・(苦笑)

 

やったね。

 

「あ~・・・今日かぁ・・・」 

朝食の最中に 「のびゆく子(通知表)?」 ってお姉ちゃんに訊かれて

「ちがうよ~。先生のだよ~」 って言うくらい 心配してた葉っぱだもの。

 

やったね。 よかったね。

 

1年3組で歌うのも 最後になっちゃったけど

「グッディ・グッバイ」 をみんなで歌いながら 先生とひとりひとり 握手したらしい。

 

1年生を 侮るなかれ。

 

君たちに任せて よかったよ。 すごいね、うちの子たちって、お母さんたちは喜んでる。

 

先生が 泣きながら喜んでくださったことも 嬉しいけれど

やっぱり

君たちが みんなで智恵を出し合って 人を喜ばせる為に行動できたこと

こんな嬉しいことはないのです。

しかも 代表者がやったんじゃなくって みんなでやり遂げたことだもの。

みんなみんな ありがとう。 仲良しのクラスを作ってくださって 先生、ありがとう。

とてもかっこいい思い出が出来ました。 みんな とても楽しかったね。

 

 

「また 先生のクラスにしてください」 先生のお手紙に こう書いていた子、結構いたんですよね。(笑)


クラス替え、しなきゃいいのにね って言ってる親たちですが

大丈夫、大丈夫。 2年生も また 楽しみです。