親が教えられないこと。
親が教えられないことなんて 数限りなくあるのだけれど。
今日、そのひとつと しっかり向き合った息子を見た気がした。
今日は 市内の小・中学生の「柔剣道大会」
もちろん 葉っぱはまだまだ試合なんてとんでもなくって 試合の見学に。
でも、剣道って わかんな~い。
今のは? えっ、違うの? へっ! あ~、こういうのが 1本なのね・・・。?
しかも面のお陰で ちょっと見では 誰が誰だかわからない・・・。
「来年は 葉っぱ君も 出るんだからね~!」 なんて言われながら ぽか~んと見学。
葉っぱが ・ ・ ・ ・ ・ やっぱり欠伸も出てきた(笑)
ちょっと柔道の方を 覗いてみようか。
お花のお友達もいることだし・・・。
行ってみると、ちょうど 1~2年生の試合中だった。
あ、ともくん。
ともくんは 葉っぱと同じクラスで 同じ学童で たぶん 一番の仲良し。
ともくんのお母さんが 面談で先生に 「すっごく気の合う友達が出来たらしくて・・・」
と葉っぱの事を話してくれて 私は とっても嬉しかった。
ひとりも知ってる子のいない学校への入学だったから。
その 同じ一年生のともくんが 試合に出ている。
「あわせて一本」 で勝ったともくんは すぐそのあとの 決勝戦に進んだ。
「はじめ!」 の声と共に 気合の入った 大きな声が響く。 お腹のそこから唸るような大きな声。
息が上がり、道着が乱れ、1対1で戦うともくん。
たった1年生でも こんな試合が出来るんだって 私は感動したけれど
葉っぱはどうだったかな?
ともくん、かっこよかったね。 という私に 言葉もなくうなずいた葉っぱだけれど。
真剣勝負 とか 努力すること とか 根性 とかって
さぁって向かい合って 教えられるものではない。
「強くなりたかったら 頑張りなさい」 と言ったり 無理やり練習させたりは出来るけれども
「なにがなんでも」 っていうような 根本からたぎるような思いって 教えられる訳はなく。
ともくんは 決勝戦で負けたけれども 畳を降りて 向こう向きで 腕を目元にやった。
きっと 葉っぱは 悔しかっただろう。
ともくんすごいと思って イラッとしたかもしれない。
あ、いいもの見せてもらったな って、すごく嬉しかった。
いい子と仲良くなってるんだなって それも嬉しかった。
葉っぱに 「負けてもいいから 頑張りなさい」 と言ったら
「お母さん、ボクは 勝ちたいんだよ」 って言ったよね。
そうだよね、あと何ヶ月かしたら 葉っぱも試合をするんだよね。
剣士だもん。 勝たなくちゃね。
ボクさぁ、ぜんぜんお父さんに追いついてないよね
お父さんみたいになりたくて 剣道を始めた葉っぱ。
お父さん 喜ぶよ
だから 強くなろうよ。 勝つために 頑張ろう。 うんと うんと 強くなろうよ。