伝えたい時 | ジャスミン茶タイム

伝えたい時

「ぼくも ばーばに 抱っこしてもらいたかったなぁ・・・」

 

食事中に 何の脈絡もなく 葉っぱが突然こう言った。 

「だって、家族3人の中で お母さんもお姉ちゃんも ばーばに抱っこしてもらってるでしょ?ぼくだけだ・・・」

 

きっと ばーばに抱っこして欲しい訳じゃない。 ぼくだけ違うのが なんだか気になったのよね。

 

「抱っこしてもらってないと思うでしょ? ちゃんとしてもらったよ。

  ばーばのベッドで隣に寝かせて こうやって抱っこしたよ!」

 

「ぼくも ばーばに 抱っこしてもらいたかったなぁ・・・」  この言葉を 私は父に聞かせたくなった。

 

(私の母は お花が生後3ヶ月の時に倒れ、現在も動けない体で 父が介護して生活しています。)

 

 

「葉っぱ、じーじに電話しようっ!」

 

「えっ?今?」  (食事中なのに・・・)

 

「そう、今。 思ったことは 思ったときに 思ったとおり 伝えた方がいいの。」 そう言いながら・・・。

 

 

 

「そうかね・・・ そうかね・・・」 いつものように そう言いながら 母の隣で孫の言葉を聞いてくれた父。

母の台本じゃなく、清書した言葉じゃなく、葉っぱがなんとなく感じたまんまを じーじに伝えて欲しかった。

 

 

思ったことは 思ったときに 思ったとおり 伝えた方がいい?  これで ずいぶん失敗もしたかしら?(笑)

 

言葉ばかりに頼りすぎて 気持ちをうまく表せないことがある。

通じないもどかしさを さらに言葉で上塗りして壁を厚くする。 そして あきらめる。 しまいこむ。

大人になると そんな我慢もできるようになるから・・・

 

でも きっと 思ったことを思ったときに 思ったときの温度で 相手の心に添わせることが出来たなら

飾り気のない 心に湧いたまんまの気持ちが すぅーーーーーーーっと 向こうにのびていくのかも。

大人だって たまには 思いのままで いいと思う。