大きくなった人として
校長先生で はたして学校は変わるでしょうか?
敏腕社長がやってきた企業のように・・・ 世界に通ずるフォワードがやってきた弱小イレブンのように・・・
子供たちの通う○○小学校。 今年度から新しい校長先生になった。
これまでの女性の校長が ただなんとなくしっくりこなかった私は 「なんだか、今度の校長も・・・。真面目そうだけど、お役所あがりみたいだし・・・」 と思っていた。
ただ、一言忘れられない素敵なことを仰った。
「特別なことでなくていいんです。挨拶や脱いだ靴を揃えるなど 当たり前のことを当たり前にできる子供を育てたい」
新学期に入り 数日後の役員会の日、遅れてきたM校長が笑顔のひとつもなく 汗を拭き拭き仰った。
「校庭の周囲の柵に外れて危険な箇所ががあったので直していました。 学校には 子供に危険なものがあってはならないと思って少しずつ改善しています。遅れて申し訳ありません。」
M校長、ぜんぜん申し訳なくないですよっ! 自らがそうやって動いてくださるなんて 有り難い。
6月に入り 配布された 『校長室通信』。 今まできちんと読んだことなかったのに・・・。こう書いてあった。
『校歌に誇りをもって』
このような素晴らしい校歌に出会ったのは初めてです。
繰り返し読めば読むほど、作者の子供たちに対する思いや願いが伝わってきます。
○○小で学ぶこと、そして○○小の素晴らしい校歌を誇りに思い、胸を張って元気に校歌を
歌える子供たちを育てていきます。
M校長、いいこというなぁって・・・。
私が最近鯉のぼりを通して考えてきたことと なんだか似ている気がして すごく嬉しくなった。
自分の周囲、環境を自他共に認め合うことで 自分自身が確立できる・・・そんな感じ。
たかが校歌に誇りを持つことが 自分の歩んで学んできた道は間違いじゃないって思えそうな気がする。
そして今日の授業参観後、お花の担任の先生が仰った。
お花の学年には 職員室で話題になる少々元気すぎるお子さんが数人いる。この学年は大変だ!と言われている。 「・・・・・まぁ、はっきり言って☆君であることが多いです。でも、私は他の問題を起こさない生徒も大事ですから、その子だけに構っていることはできません。今は すぐに職員室や校長室に連れて行きます。 今のM校長は すぐ連れてきなさい。毎日でもいいですからと言って下さるんです。 みんなで良くしていきましょう、そう言ってくださるので有り難いです。」 そんなお話だった。(実際、温厚そうなM校長は怒ると先生も背筋が伸びるくらい怖いのだとか・・・悪ガキどもが身動きできないらしい)
M校長をとても有り難く思った。 子供の親として 嬉しいと思った。
☆君は しつけがされてなくて乱暴なこともするから ひどいとこもあるが なんだか可愛いとこもある子。
コンビニの外のゴミ箱付近に2人くらいでいたりする。「あ、お花のお母さんだっ!」 コミュニケーションとってくる。「何してるの?」と訊くと答えてくる。
私たちが図書館に行くと ブラブラ遊んでることがある。「おい、お花の弟っ!よっ!」またまた、コミュニケーション。 「バカ」って書いた紙を階段の上から投げてくる。
あの子なりのやり方が、時々ハメをはずすこともあるが 担任曰く 「☆君も一生懸命生きているんです」。
そう、だから。
お花や 葉っぱのことだけじゃなくて M校長がいてくれて周りが見守っていれば ☆君も大丈夫かも。
そう思った。
校長が変わったって 何にも変わらないって思ってたけれど、もしかしたら そうじゃないかも と思った。
だから
私達が親になったからじゃなくて、大きな人になったから 小さな人に何ができるか ちょっと考えてみよう。
そう思える 実りのあった 授業参観。
葉っぱの引き出しから 何日も前の下着のシャツと靴下が見つかったことも収穫ってことで・・・(笑)