ボクのがまんに乾杯!!<追記しました>
葉っぱが 「ボクのがまんに乾杯っ!」 と言った。 牛乳と麦茶の4つのコップで カチンって乾杯した。
治療台の上で目を閉じた葉っぱの手が 私を探している。
こわいよ~、こわいよ~、お母さんっ助けて! きっとそう叫びたいだろう6歳の体は、それでも泣かずに我慢していた。
「ちょっとチクッとするよー、頑張ってね」 という看護師さんの声は、なんとなく嘘っぽかった。
葉っぱの小さな手が ぎゅ~って私の手を握る。 私のごつごつガサガサな手も 葉っぱの柔らかい手を握る。
そんな我慢が 4回あったね。
お母さん、間に合ってよかった。お母さんが葉っぱのそばに居られて、よかった。
葉っぱの握り締める手が お母さんの手でよかった。
本当は こんな怖い、痛い思いさせたくないけれど。 でも、葉っぱのお母さんがお母さんでよかった。
「ボクねぇ、お母さんのために頑張ったよ。泣かなかったよ。」 そう言ってにっこりしてくれて ありがとう。
テーマ《葉っぱのこと》って作ろうかしら・・・と思うくらい話題の宝庫の彼は またまた学童クラブで怪我をした。
今回は 葉っぱはただ居ただけだったのに、不運なことに仲間の振ったバットが左目を直撃。
プラスティック製だったことは幸いなのだけれど、しかしそのバットはささくれていて、眼球にも傷がついてしまった。
打撲程度で済むと思っていたら 下瞼を3針縫合することになってしまったのだけれど・・・・・
そう、葉っぱは母のために泣かないで我慢をしてくれた。
医師が「縫う」と言葉に出しても 「お母さん、縫うの?」なんて訊いてくることはなかった。
小さな小さな心の中では 「え~っ!!!!」って叫びたい心境だったと思うと、私が叫ばせなかったことが
ものすごく悲しくて、申し訳なくて、かわいそうになる。
ごめんね 葉っぱ。 泣きたかったよね。
実は前回怪我をしたときに このブログで問い掛けてくださった方の言葉を 彼は覚えていたのです。
その方と、「怪我をしたら ものすごく心配する人がいることを思い出せるように頑張る」と約束をしたから。
葉っぱは男らしく 頑張ってくれましたよ。 覚悟を決めたのだそうです(笑)
相手の子の保護者の方に電話を頂きました。
3針縫ったということで ずいぶんご心配くださったようなので 大丈夫ですから と申し上げた。
子供さんも気にされてるでしょうから そうお伝え頂きたいと。 いつ立場が逆になるとも限らない事故ですから。
その後子供たちと話しました。 毎日一緒に居る仲間の中で起こったこと。
その子はすごく気にしてるでしょう。 詳しく知らない子は どうしたの?誰がやったの?と訊いてくるかもしれません。
「ね、そしたら どうする?」
・・・・・
忘れたことにするそうです。 誰でもいいじゃん!って言うそうです。
よかった。 お母さんは そうしてくれれば 嬉しいと思います。
だって 葉っぱは一度も 誰のせいにもしませんでした。 だから ボクのがまんに乾杯っ!!
***** 追記 *****
ご心配頂きありがとうございます。
翌日の眼底検査も終わり、視力に異変もないし 特に心配はいらないという検査結果を頂きました。
ただ、ちょっと残念なのは 網膜の内側にある硝子体(しょうしたい)という部分=タマゴの殻の内側の薄い膜に似た部分が、通常ですと網膜と張り付いているのですが、その部分が少しはがれてしまったということ。
(時計でいうと12時から3時くらいの間)
人間は 50歳くらいになると全てはがれてしまうらしく、私なんてもうそろそろかしら?なんて思えばそう大げさに考えることでもないのですが・・・。
もちろん「治らないのですか?」とも訊いてみましたが 一度はがれたものは貼り付けられないのだそうです。
例えば糊で貼られていた部分の一部がはがれたということで、今後強い打撃を受けたときさらにはがれやすくなるということと、強い力ではがれたときには 網膜はく離になりやすいといわれました。
そうなりやすい子ということでもないので 心配には及ばないけれども 蚊飛症などには気をつけておくようにとのことで、あとあとになって 「あぁ、あのときの・・・」ってことになってはイヤだなぁって感じです。
とりあえずは サッカーのヘディングは禁止です。
動くのが大好きな子供です。
禁止はなるべくなくして見守ってあげたいところです(笑) さぁ、どうかな?
皆さん、どうもありがとうございました。 葉っぱも母も元気です。