ジャンボ鯉のぼり
5月3日、利根川河川敷。 ジャンボ鯉のぼり、こんなふうに掲揚されます。
映ってはいませんが、口のところから3本のロープが伸びていて、約80人の力で引っ張っています。
口から順に風を送り込むためです。口から腹、そして尾っぽと順に風をはらんでいきます。
目玉の直径は10メートル、ウロコの大きいところで5.6メートル。
後に続くミニミニ鯉のぼりは、・・・いえいえミニではなくて10メートルの鯉のぼりです。
市内の小学校や幼稚園児たちがメッセージを書き込んだ鯉のぼりたちも、一緒に遊泳するのです。
今日は、空も晴れ渡り程よく風もあって 鯉のぼり日和でした。 掲揚、大成功ですね。
ジャンボ鯉のぼりって、 私、嫌いだったなぁ。
あの人が 必死になればなるほど・・・、やらなくてはならないことが増えるほど・・・、嫌いだったなぁ。
子供の誕生日に、必ずいないお父さん。
前日からの準備もあれば、打ち上げだってある。
ある年は、「夜は、お花のお祝いに食事に行こうね」って、ずっと待ってたけどお花が寝てから帰ってきたね。
早起きして、お弁当作って行っても、他の子の相手はしていてもうちの子は相手にされない。
砂埃にまみれて帰宅しても二人とも車内で寝てしまってて、ぐずる二人を抱っこして家に入れるのは私の役目。
行かなきゃいいのに、やっぱり行くの。 毎年、毎年。
「子供が喜んでくれるかなって・・・。 お父さんがあの鯉のぼり揚げてるって、喜んでくれるかと思って・・・。」
そう言ってたね。
あなたの言うとおり、子供たちは あの場所にいるお父さんに会いに行くのが好きになりました。
そしてお花は、鯉のぼりが無事に揚がるとほっとする女の子になりました。 葉っぱはすぐ行方不明になりますが。
「おめでとう! お父さんになって10年だよ、おめでとう!」
そう言うと、今日は嬉しそうに笑っていましたね。
今は、嫌いではなくなりました。 やはり 私の故郷ではないけれど・・・。
でも、思うんです。
子供たちには、お父さんと同じふるさとに愛着を持って欲しいと。 ふるさとには 想い入れがあったほうがいい。
だから、ドイツにも行きましょう。 鯉のぼりを観に行きましょう。
見知らぬ土地で、相も変わらず悠々と泳ぐ様を。
あなた達の目には どういうふうに映るのかな? どんな想いが湧き上がるのかな?
お母さんも、少しずつ好きになってきています。 もうすぐだよ、楽しみですね。





