ピーターのくちぶえ
『ピーターのくちぶえ』 エズラ=ジャック・キーツ/作 きじま はじめ/訳
先日の『ピーターのいす』 と同じ作者。 この味わい深い絵と練られた色合いが とても気に入ってしまった。
子供って どうして「くちぶえ」に憧れるんだろう? ・・・なんとなく わかるけれど(笑)
葉っぱは 保育園に通う車中でよく練習していたっけ。 「教えてよ~っ!」って言うけど、教えるのって難しい。
でも 夢中で話してて ひょんなときに「ピュ~♪」ってなっちゃったりする。
もしかして、僕って天才?? って思うけれど ・・・ もう1回が またまた難しい(笑)
ある日 ピーターは、男の子が口笛を吹いて犬と遊んでいるのを見ました。
口笛が鳴ると いつもすぐに 犬は すっ飛んでいきました。
口笛が吹けたらいいなぁ!
何度も練習するけれど、大人になった気持ちで吹いてみるけれど、どうしても出来ない。
ある時、向こうから犬のウィリーがやってくるのを見つけて ピーターは空き箱の下に潜り込みました。
箱の中に姿を隠し ピーターは吹いて吹いて吹きまくります。
・・・と、ふいに 本物の口笛が なりました。
ピーターの口笛を お父さんもお母さんも 犬のウィリーも気に入ります。(この訳がなんとも好き!)
この時の、ピーターの誇らしげな顔っ! すっごくイイんです。
作者は 独学で絵を勉強し、35歳頃から子供の本の挿絵を描き始めました。
子供の心の内面の ちょっとした色具合が なんだかよく現れているなぁって思うんです。
この方、結構やんちゃなお子さんだったのかなって・・・・・(笑)