そして優しい気持ち
愛とか 恋とか そんなものじゃなくても 誰かのそういう想いは
「私が居てもいいこと」を 肯定してくれる。
高校の漢文の先生が 「どうせ」っていうなって言った。
「どうせ、私なんか・・・」っていうなって言った。
授業は役立てられなかったけれど これだけは 忘れなかった。
でも 「おはよう」 そう声を掛けていいものか「おはよう」 言わないほうがいいのか
そんなことさえわからなくなってしまった私は どうしようもなく「どうせ」と思うようになっていた。
どうせ私なんか。どうせ・・・。
どういう「私」であるべきなのか わからなくなってしまった私は 「どういうわたしであるべきなのか」
そんなことばかりを考える。
会うことを、居ることを、たったそれだけのことを 楽しみに想ってもらえる ただそれだけで
私がこのままでいいこと 私が「私なんか」じゃなくて 「私」として居ていいことを
しっかりと 感じさせてくれるから。
肯定される 喜び。安心。そして優しい気持ち。 独りじゃない そんな感じ。
