まほうのマフラー
自分に勇気をくれるもの。 これがあるから大丈夫っていう心の支え。
子供たちの 最後の砦は お父さんかもしれない。
これは 私のがっかりした気持ちではなくて ・・・ そうあってほしいと 常日頃から思うこと。
お花のタンスの引き出しの奥には お父さんのヨレヨレのTシャツが 今も押し込んである。
その昔は 捨ててしまおうかしら・・・なんて 思ったことも事実だけれど(笑)
お父さんのTシャツは かなり着古しているから すごく柔らかくて 肌触りがいいの。
そして すごくいい匂いがする。 彼はずっとそう。 男臭くなくて パウダーみたいな匂いを持っている。
だから お花はお父さんが「もう捨てちゃおうか・・・」と言ったTシャツを ムリヤリ貰い受けた。
その当時、一緒に住めなくなるってわかってた頃だったかどうか・・・・・忘れてしまったけれど。
それから 葉っぱもそうだけれど、子供たちには
「どうしても どうしても どうしても どうしても 困ったときには お父さんが必ず助けてくれる」
そういう気持ちを 持ち続けて欲しかった。
人間、最後の砦が決まっていると 強くなれるでしょ、それがあるというだけで。
以前読んだ 「マルチンとかぼちゃおばけのまほうのたね」 もそうだったけれど。
本当は 私が「それ」でありたいけれど (笑) 大丈夫なの。 私は「そう」なのだから。
『ふしぎだなぁ。 とうさんのマフラーをまいていると 勇気がぐんぐんわいてくる』
小さな男の子の 心の成長を描く 1週間の物語。
最後のページで 「えっ?」 と 心がズキンと動いてしまった。
とうさん、とうさん、かけがえのないとうさん。 大好きなとうさん。 この世でたったひとりのとうさん。 ぼくのとうさん。
