ココロに・気持ちに添うということ | ジャスミン茶タイム

ココロに・気持ちに添うということ

葉っぱの2泊3日が終わりました。6つほどの保育園の年長児が集結する合宿でした。

子供たちは とても立派でした。 でも カメラもビデオも禁止なので残っていません。(プロの方の撮影のみ)

ビデオやカメラ越しに見るということは、全体の中のわが子を見れないということ。

素晴らしいものに対して 拍手が沸き起こらないということ。 

子供だってカメラの目じゃなくて、大好きな保護者の目に見てもらいたいのです。

残っているのは・・・ここです。 母のココロの中です。

 

素敵な出来事は あまりにたくさんありすぎて ここに記すようにはまとめられません。

子供たちが過ごした園が どんなに素敵なのかを 園の写真とともに 少しご紹介してみます。

 

 

今回は 「卒園式の前の前祝い」 というような名目で 「子供たちの成長を喜びあいましょう」 という集まり。

 

私は素人ですから 詳しいことはわかりませんが 柔軟なからだは素敵な心を作る という保育をしています。

体を使って 体で味わいます。 水を全身で感じ、どろんこになる。靴下?はきません(笑)

『リズム』という運動を通して 四季を表わし、ワニになったり蝶になったり、波になったりドングリになったり・・・・・硬くなった背筋を伸ばし、指先を伸ばし、つま先まで伸ばす。

決して 「お行儀がいいわね」と言えるような子供たちではありませんが 自分の考えを言葉で表わし、何がやりたいのかはっきり言える しっかりした子供たちです。 野生児たちで汚いのですが 愛すべき彼ら。

 

彼らの取り組んだことのひとつに 「跳び箱」 があります。

100人ほどの子供が6つのグループに分かれています。 「1のグループの人!」声がかかると4列の跳び箱の横に並ぶのですが、あなたは何番目の跳び箱よ なんて決められてません。


自分が挑戦するのは4段のなのか、5段なのか、横向きの跳び箱なのか、縦向きなのか・・・

自分で判断します。

同じ段・同じ向きの列が2列あっても 子供のこだわりで 「ここ」 という思いがあります。

それを尊重します。 大人にはどうでも良くても 子供は あっちの5段じゃなくて こっちの5段を飛びたいという思い。 その思いに添うこと、とても大切だと思います。

自分で踏み切り板の位置を決めます。 くっつける子、すっごく離す子。

1度で飛べる子もいれば 何度飛んでも お尻がついちゃう子もいます。 「どうする?」子供に尋ねます。

挑戦は何回まで、なんて決まりはありません。 「もう1回飛んでみる!」 

真剣なまなざしで挑戦するうちに、飛べちゃったりするのです。 そのときの子供の顔ってなんて素敵!!

どうしても飛べない子だっています。 「気持ちよく飛びたい?」 「うん。」そういう子には大人が介助します。

跳び箱を引っ張るように手をつき 大人がお尻を持ち上げます。 「エイッ!」 飛んだみたいな気持ち。

 

         光⑥    光③    光①

 

         光④    光⑤    光②

 

 

会の終わりに 会場となった幼稚園のO園長がお話してくださいました。

大分にいる実姉も 「あの園長は たったの3年で子供を素敵にさせる」 と言っている O園長。

声の大きな優しいO園長。 (男性の園長、ちょっと珍しいです)

会の始まる前にやってきて 「席をとるのも大変でしょうが、自分の子供に会ってきてください~。お母さん、来てくれてるかなぁって子供が安心しませんから。 ただ会うだけじゃだめですよ~。よく頑張ったねって褒めてあげてきてくださーい」 私を含め 母たちは苦笑いしながら 子供を探しに席を立ったのでした。

 

今の小学校3・4・5年生が通っていた頃、登校拒否・登園拒否が 大きな問題になりました。

その園の子達も 食事をすれば「あれは嫌い、これは食べない」 リズムも喜んで取り組まない・・・

これは 子供が生きるのを拒否しているよな危機的な状況でした。

学校の先生の中には 「とにかく登校すること」 「首に縄をつけてでも連れて来さえすれば大丈夫」

そういう意見も聞かれます。 でも 私たちはそういうやり方はしませんでした。

子供の気持ちを聞く。 子供の思いに添う。 ・・・ そのことを大事にしてきました。

結果、今はそれでよかったと思っています。 子供の気持ちに添うことを忘れないでください。

そう仰るO園長は こみ上げるものを抑えられず 頬を濡らしながら 話し続けました。

 

もっと もっと 甘えさせて。 こんなに甘えさせすぎかしら・・・と思うくらい甘えさせても大丈夫。

子供は安心すれば 自然と離れていきます。

そして また 困ったときには 正直に気持ちを伝えに来てくれます。

何者からも 子供を守るのは私たち。 外敵はもちろん、子供が学校に馴染めなかったら、勉強になかなかついていけなくても、私たちが子供を守る。

なぜなら、私たちは 『保護者』 だから。 子供を保護すべき立場の大人だから、かわいいわが子を守るのです。

 

 

 

やっぱりお母さんは プロのお母さんになりたいよ。

あなた達を ぜったいにぜったいに守る力を持った プロの保護者になりたいよ。

しっかりお姉ちゃんになりすぎちゃったお花ちゃん、いっぱい甘えなくちゃね。

いろんな経験が 目に見えて吸収できる葉っぱ君、これからも柔らかい体と柔らかい心で楽しもうよ!

お母さんも 毎日 笑っていたいよ。  毎日 3人で 笑っていたいね。