1月17日
11年前の1月17日 ・・・ 何をしていたのでしたっけ?
その頃 終電にも間に合わない毎日 自分の時間が作れないことでしか 仕事をやれなかった毎日
その朝、なかなか起きられずに ベッドの中からつけたTVの映像は 現実のものとは思えなかった
「これ なに?」
隣で 死んだように寝ている夫を たぶん そんなふうに 起こした気がする
同じように 仕事にしばられていた夫が 何年かしてから こういった
「なんで あの時 現地に行くってことが 考え付かなかったんだろう?」
『日本人のボランティア元年』 といわれる この日。
社会貢献 なんて ちゃんちゃらおかしい大義を掲げて 仕事・仕事・仕事・・・・
なぁんだ、自分が呼吸することだけに必死で 自分以外のことなんて なんにも考えていなかったんだ
あれだけ 大きな震災が起こっても 自分に出来ることを考えなかった
それに 気づいた日が 私のボランティア元年になりました。
高校時代の友人が 某TV局に勤めています。
この震災が起こったと同時に、近くの支局に寝泊りし 報道という仕事に従事したそうです
去年の夏に会った彼は デスクと呼ばれる ちょっと偉い人になっていましたが
彼のオフィスには 普賢岳の火砕流で亡くなったカメラマンの方の遺影が おかれていました。
事実を 風化させないこと 知ること 伝えること
ひとり ひとり の 命を 慈しむこと
無駄な死を つくらないこと