ぼくはいかない
毎回、お花の学童クラブの先生にお借りしています 『あそび島シリーズ』
以前読んだこれらの本が とても良い内容だったので 次々お借りしています。
今の子供たちの 危機的部分や もっと大人が気付いてあげなければならない日常など
親として 背筋が伸びる思いで 読んでいます。
しんたろうの話。
今日 あそび島に行ったら みんなが 『ペガススの家』 の話をしていた。
すっごく楽しいところらしい。 山の中だから クワガタがいて、 探検できるところもたくさんあるらしい。
ぼくは ワクワクしてきた。
そしたら あそび島の先生・あいこさんが言った。
「ペガススの家は 楽しいところだけど 遠いのよ。 だから 一緒に泊まろうよ。 もちろん子供だけで」
「えっ? 泊まるの? 子供たちだけで?」 ・・・・・ こんなこと 言えない。
みんなは 行くって 言ってる。 だけど 僕は どうしよう・・・。
みんなは 僕も行くって 思ってるだろうな。 だけど、 僕は、 どうしよう・・・。
しんたろうは ひとりで 泊まったことなんてなかった。 だから、 やっぱり 行けなかった。
「ごめんなさい。 ぼくは やっぱり 行けない・・・。」
「ごめんなさいなんて 思わなくていいんだよ。 しんちゃん、ごめんなさいなんて 言わなくていいんだよ。
行くか 行かないか しんちゃんの気持ちで決めていいんだから」
それから 3年。 しんたろうは 初めて みんなと一緒に ペガススの家に行きます。
人は ひとりひとり 顔が違うように、子供にもそれぞれペースがある。
一人で泊まれることが 成長が早くて偉いのではなくて 自分の気持ちを 正直に伝えられるしんたろう
だって そのとき成長する心の一部があると思う。
でも 大人は 忘れやすい。
子供の年齢が増すほどに 人と違うこと、出来ないことが 目に付き始める。
生まれたときなんて ここに来てくれてありがとうと 感謝さえしていたわが子たち。
なんだか 日常に紛れると、 お母さん 忘れちゃってるみたいだね。



