あらしのよるに | ジャスミン茶タイム

あらしのよるに

あらしのよるに①  「あらしのよるに」 観てきました。

       

またまた初日ダッシュの行動力 ・・・ 我ながら呆れます ・・・ でも 無意味にも やめられません(笑)

       

<きむらゆういち・作 あべ弘士・絵> の同名絵本の映画化です。

実際の本では 「あらしのよるに」のシリーズで 第一部 ・ あらしのよるに

                                第二部 ・ あるはれたひに

                                第三部 ・ くものきれまに

                                第四部 ・ きりのなかで

                               第五部 ・ どしゃぶりのひに

                               第六部 ・ ふぶきのあした     が あります。

この六部を全て集約して 映画は作られていました。

良い作品でした。

大体の内容は ご存知の方も多いと思いますが 一言で言えば 本能を超えた友情と勇気の作品。


      

ある嵐の夜 たまたま同じ小屋に駆け込み 一夜を過ごすこととなった ヤギとオオカミ。

嵐の夜だから 小屋の中は真っ暗で お互いの正体がわからないまま 「ぼく達って 似てますよね。」

気があった二匹が 翌日も会う約束をします。 合言葉は 「あらしのよるに」

この合言葉が 最後に大切な合言葉になろうとは 思ってもみませんでした。

   

食うものと 食われるものに 生まれついた二匹が、 様々な困難に立ち向かって友情を育む姿は

とても 美しいものでした。 信じることの大切さが いじましく描かれていました。

とはいえ 「ともだちなのに、おいしそう。」なのですから 笑いどころもたっぷりありましたが。

実は、上記の六部以外に「特別編」の 「しろいやみのはてで」 という1冊が出ています。

これを購入してきました。

しろうやみのはてで  映画に当てはめて言うなら、途中の雪山での回想シーンです。

よく物語っているなぁ と思う内容がありましたので 引用してみます。

     

     約束をした相手が なんとオオカミだったと知ったメイの思い・・・・・

     「ここは 相手を信じて、どうどうと友達として 振舞った方がいい。夕べ、あんなに仲良く

     なったのに、今わたしがビクビクしたら、相手をがっかりさせてしまうかもしれない。

     今、この瞬間の 私の気持ちしだいで、相手の気持ちも変わるはず。

     そう思って、あの時は 必死だったっけ。」

           

     次第に仲良くなってきた ガブの思い・・・・・

     「おいらだって 生きてるんでやんすよね。

     ご馳走なのに 友達で、仲良しだけど美味しそう。 そんな相手と 付き合うことが

     どんなに 辛かったことか。 でも、会わないでいると 会いたくなっちまうし、

     メイという こいつの名前を聞いただけで、楽しい気分になっちまう。

     そんなこと おいら、初めてでやんした。ああ、ほんとに 生きてるって複雑でやんすよ。」

          

     そして・・・・・

     「ねえ、ガブ。 たとえ どんなに寒くても、どんなに吹雪が荒れ狂っても、一緒にいれば

     大丈夫だよね。 夢があれば なんだって 耐えられるよね。」

     「もちろんでやんすよ。 明日なんて 誰にもわからないでやんす。でも、おいら達は 

     今 生きている。一歩一歩 まえに進んでる。 それだけで 充分なんじゃないっすか。」

     

       

葉っぱは TVで前半部分は知っていたのですが 途中で 泣いてしまいました。

夏にポケモンを見て ルカリオのあまりの勇敢さに心を打たれた彼でしたが、泣いたのは母だけ。

でも今日は 二匹がかわいそうだったそうです。

実は 後で知ったのですが お花まで泣いていたようです。

あ~、この子たちの感性は素直に育っているなぁと 親ばかながら 嬉しくなりました。

     

       

意外にも 大人のカップルが結構いました。

オオカミのガブの声は 中村獅童さん、 ヤギのメイの声は 成宮寛貴さん。

あらっ? このお二人は 「いま会いにゆきます」 つながりですね。

映画で 中村獅童さんがなさった 秋穂君の役を TVでは 成宮さんが されていましたよね。

中村獅童さんを 「いまあい」で観た時、「いい役者さんだなぁ」 と惚れてしまいそうでしたが、

ガブの獅童さんも ほんとに 良かったです。 お上手です。 弱気なオオカミ・ガブそのものでした。

成宮さんも 飄々(ひょうひょう)と話す感じが メイの 他に左右されない正しさに良くあっていると

思いました。 『成宮さん、新発見!』って感じです。

      

確かに多少の費用はかかりますが、

子供には きちんと劇場で 映画を味わうことを知って欲しいと 常々思っています。

まぁ、 私が好きなだけなのですが。(笑)

あの迫力の伴った感動は どうしても家では味わえませんから。

        

昔は 自転車でレイトショーに出かけ お尻の痛くなるきつきつの椅子で ハリウッド映画を

じゃんじゃん観ました。 小さな古い映画館だけど 良い作品を短期間上映してくれていました。

今の映画館は とても綺麗。 ポップコーンは常識ですか??

私が バーグマンに出会った あの映画館はもうなくなってしまったでしょうね。

古の映画館は 忘れられません。。。