くものすおやぶんとりものちょう
表紙からもお分かりのように、虫の世界の「銭型平次」ってところでしょうか。
春祭りを明日にひかえた「ありがたや」に 盗人からの手紙が届きます。
春祭りのお菓子を準備しているのを知っての 盗みの予告状です。
「おやぶんさん、たすけてください」 ありたちは おいおいと泣いています。
「よしっ、おいらに まかせな」 おやぶんと盗人の知恵比べです。
絵もそうですが、会話のいたるところにお江戸な感じがでていて テンポよく楽しく読めます。
「ううむ、かくればねだと。 なにものだ。 ふてぇやろうだぜぃ」 とか
「がってん しょうち」 とか 「ええい、ごようだ」 「おとなしく おなわを ちょうだいしろい」
「んん、まてよ・・・。 かぜも ねえのに、やけに さくらが ちるじゃねえか」 親分、渋いです。
親分と一緒に かくればねを探せるので、 葉っぱ君は 知ってるのに毎回探します。(笑)
子供って、こんな繰り返しが 楽しいのですよね。

