お花の宝物
ビリーだけを 特別扱いできなくなりました。(笑)
だって、 お花ちゃんにだって もっともっと 長く大切にしているものがあるのですから。
お花ちゃんは 1歳からの1年間、 母の地元で過ごしました。
おばあちゃんと一緒に生活するためです。
その間だけ 入れてもらった保育園で お花ちゃんには忘れられない出会いがありました。
『まこちゃん』 との出会いです。
まこちゃんは 新卒の保母さん。
初めて1人で担任をしたクラスの 4人のうちの1人がお花ちゃんでした。
たった1年間でしたが、 たくさん愛されて そして 子供たちがまこちゃんを育てた1年間。
別れは辛かったけれど、 こちらへ引っ越してきて 最初のクリスマス。
まこちゃんから 届いたプレゼント。 それが このお人形。
頂いたときは もちろん ずーっときれいでした。
アルバムから見つけてみました。 顔のシミもないし 口もちゃんとある(笑)
まこちゃんは お花ちゃんをはじめてみた時 「かわいいくまさんみたい」と思ったそうです。
なんだか 似ているんです。
その時は 確か 13人の担任になっていたまこちゃんは ちゃんと 13人分用意しました。
それと 永遠の教え子の お花ちゃん。 ぜんぶ手作りです。
みんな 顔が違うし、 洋服の柄だって それぞれに合わせています。
あれから 8年。 大切にしすぎてボロボロです。 いつも どこに行くのも 一緒です。
飛行機に乗るとき、荷物に入れたらかわいそうって いつも 手荷物。。。
今の指定席は やっぱり ベッドですが。
そういえば お花ちゃんが こちらの保育園を卒園のとき まこちゃんから 電話がありました。
「卒園式に 行ってもいいですか?」
「他の子は もう私が卒園させたから、 お花ちゃんも 私が 送り出したいんです」
母がどんなに 感激したのかは いうまでもありません。
残念ながら 実際に出席は無理だったのですが 出てくれたかどうかじゃないですもん。
その気持ちが、 わが子を大切に思ってくれる気持ちが 何ものにも変えがたい。
今年の1月は、 まこちゃんの挙式にも 御呼ばれしてきました。
またまた 母は 涙々・・・。 もちろん ちいちい赤ちゃんも一緒にテーブルまで。
まこちゃんのご両親やご主人になられた方にも 見ていただきました。
まこちゃんは やっぱり 日焼けしたきれいな花嫁さんでした。
