くまのこうちょうせんせい | ジャスミン茶タイム

くまのこうちょうせんせい

くまのこうちょうせんせい 「くまのこうちょうせんせい」 こんの ひとみ・さく/いもと ようこ・え

                                                                      

先日行われた お花ちゃんの学校行事の「ふれあいの会」 で知った絵本。

時間の関係で 読み聞かせを聞き逃した本を 借りてきました。

いもとさんの絵はとてもかわいらしいので かなり幼い子向きにも感じますが、またまた深いのです。

                                                                  

「おはよー!」 と いつも大きな声の 校長先生

小さな声しか出せないひつじくんに 優しく伝えます。

                                                                   

「勇気を出してごらん。 いつか大きな声で おはようが 言えるようになるよ」

                                                                       

ある日 校長先生が 病気で小さな声しか出せなくなります。

でもそれで わかったことが あったのです。

                                                                     

「先生ね、病気になってわかったことがあるんだよ。 大きな声を出そうと思っても

 出せないときがあるんだね。 できなくなって 初めてわかったんだ。

 ひつじくん、 大きな声を出そうねって、 いっぱい言って ほんとに悪かったね。」

                                                                   

                                                                    

この本は 実話を元に作られたのだそうです。

余命3ヶ月と言われた小学校の校長先生が、その後も学校に通い『命の授業』をされました。

「子供は明るく元気が一番と、大人は思い込んでしまいます。 

でも本当は、子供は小さくて弱いものなのです。 

 子供たちの痛みを分かち合うのが、 大人の役目だと思います。」

この校長先生の言葉から くまこうちょうせんせいは生まれたのですって。

                                                                   

巻末の作者の言葉より

「おはよう」をいえなくなっても、一緒に遊べなくなっても、いつか訪れるさよならの日まで精一杯

 生きたとしたら、 その人はずっと誰かの心の中で、 生きていられるのだって。

 だからこそ私たちはその日まで、 一生懸命生きていくのだと思います。」

                                                           

                                                                  

・・・よく生きて よく死んだものは 千の風になって  された者の中で 生き続けるのですね。

この本を 子供たちに読んで下さろうとしたお母さん、残念ながら聞くことはできませんでしたが、

どうもありがとうございます。 私は読みましたよ。子供としっかり読みましたよ。

「いい本なんだよ~」と訴えてた あなたの気持ちが ちゃんと 伝わってきましたよ。

                                                                    

なんだか・・・ いい本にたくさん出会えて、 私はシアワセです。 うれしいなあ!