今日は天気がよく一人ベランダでくつろいでいた。昨日、娘・孫が埼玉に帰り、妻は東京のお義母さんが入院している慶応病院へ行っていた。今日の夜帰る予定で、娘からもらった父の日のプレゼントの鹿児島産のうなぎを今晩食べる予定だった。
午後に妻からLINEが着いた。「お母さんの容態がかなり危険な状況。今日は遅くなるかしれません」明日から私のリハビリ入院の予定だったが、すかさず「無理するな。落ち着くまで入院してればいい」と。その後、息子から連絡が来て、看護師の奥さんが送ってくれるとのこと。赤ちゃんも一緒なので、準備をして事前に車に積んでもらった。そんなしてるうちドクターストップがあったみたいだ。義弟は地震の影響で新幹線に缶詰状態で目途が立たないらしい。どんなことになろうと娘が近くにいてよかっただろう。
息子夫婦が孫を連れて家に来ると、向こうでは娘夫婦も駆けつけていてTV電話でお義母さんと会話をさせてくれた。すぐそこにいるようだった。
「頑張ってください。私も頑張ります。必ず、こっちへ帰って来てくださいね。また会いましょう」お義母さんも声は小さかったがはっきり話した。「新潟へ帰りたい」
何気ない快晴の一日だったが、お義母さんがこの世にいる貴重な一日である。