もう少しすると、新年。
着物の柄にも使われている「四君子」について考えてみたいと思います。

四君子は
を指します。
植物の中でも特に徳のある人に準えて絵画等でも好まれたモチーフだそう。

四君子の由来は中国なので、現代の日本人とは少し違うイメージが元になっているかもしれません。


敢えて我流に解釈してみると。

蘭の花の様に華やかで芳しく
竹の様に真っ直ぐ正直で折り目正しい
菊の花の様に貴賓を保ち
梅の花の様に厳しい中でも凛と佇む

といったところでしょうか。
華道とは縁遠い私ですが、お正月には着物を着てお花を活けてみたいと思っています。


木花のすがたを人に映し見てあらたまの幸祈る年の瀬

瑶子