本日師走十四日は赤穂浪士討ち入りの日。

https://youtu.be/fnX1vD0TBJU

主人に教えてもらい、嵌まってしまった三波春夫の「俵星玄蕃」。
芸とはかくいうものか、と唸らせられます。
歌は勿論、身振り、表情、姿勢・・・


元々父が忠臣蔵ファンでこどもの頃家族で史跡巡りをしたこともありました。
公務員だった父はどこか自分を重ね合わせていたのでしょうか・・・
(因みに「俺は勤め人時代昼行灯タイプだった」と言うので「二つ巴の太鼓を叩くような事はあったのか」と聞いたところ、「それは、まぁ、な・・・」と誤魔化されてしまいました。)
私も会社勤めを始めてますます忠臣蔵が好きになった事は否めません。(どちらかというと上司の不甲斐なさについて、かな・・・)

YouTubeで久しぶりに忠臣蔵のテレビ版を観たのですが、一つ一つのシーンが既に定まっていて、テレビドラマとしてもひとつの型ができているんですよね。
忠臣蔵放映の日は遅くまで起きていても良かったのも懐かしい思い出です。


世間ではクリスマスソングが流れていますが、GHQが歌舞伎の忠臣蔵を公演禁止にしたという、「志」と「忠」のものがたり。
浪士達のすがたは悲壮で、でも潔く、清々しい。

日本人なら語り継いでいきたいと、心の底から思っています。



何処か似る元禄と今繋ぎたる師走の宵も更けてゆくなり

瑶子