悪の法則 | ジェイソンボーンの車と単車と…

ジェイソンボーンの車と単車と…

そして映画と日々のたわいない日記


悪の法則
原題:The Counselor



2013年 

出演者
マイケル・ファスベンダー
ペネロペ・クルス
キャメロン・ディアス
ハビエル・バルデム
ブラッド・ピット




カウンセラー(マイケル・ファスベンダー)

彼は優秀な弁護士だ

仕事も順調で自信にも満ち溢れる


彼はある人物と別の仕事をしようとしていた

ライナー(ハビエル・バルデム) 

ライナーはレストランやクラブの実業家でもあり友人でもある


そのライナーにはミステリアスな彼女がいた

マルキナ(キャメロン・ディアス)


元ダンサーで体にはヒョウのタトゥー

二匹のチーターを飼っている

しかしライナーは彼女の荒唐無稽な行動で悩んでもいた



彼はライナーと麻薬の売買に手を染める事を考えていた

それは彼女ローラ(ペネロペ・クルス)に

贅沢なダイヤをプレゼントすることだったかもしれないし

これから一緒に過ごす為だったかもしれない



ライナーの紹介で仲買人に会う事になる

名はウェストリー(ブラッド・ピット)


ウェストリーは長年この世界に手を染めているせいか

彼に警告めいた話をする

そして3人で麻薬ビジネスをやろうと話は進んでいった



ライナーとナイトクラブを共同経営する事も決まり

麻薬ビジネスも順調かのように思えた

しかし、ウェストリーから連絡が入る

「麻薬が消えたー」


麻薬カルテルの運び屋だったグリーンホーネットと言う男がいた

彼は残忍な方法で殺され

麻薬を積んだ下水処理車を奪われてしまった



カウンセラーが公選弁護人として

弁護をしていた女性がいた

その息子がスピード違反をしたので

保釈させた事がある

その男が実は運び屋グリーンホーネットだった

麻薬カルテルはグリーンホーネットを殺し、

麻薬を奪ったのはカウンセラーとその仲間達だと思い

怒りの矛先は彼らに向けられる事となった


麻薬カルテルは非常に残忍な事で知られる

ボリートと言う器具で首を締め付け切断する

スナッフフィルムと言うものを撮影するー


彼はウェストリーと会い

なぜ狙われるのかを説明された

麻薬カルテルと話し合いをしたいと相談するが

馬鹿な事を言ってないですぐに逃げろと諭される



慌てて逃亡しようと彼女ローラにも

連絡を取り海外へ行こうと連絡を取ったが

すでにカルテルは動き出していた


ライナーは変わりない生活をしていたが

突然強襲を受ける事になる


ウェストリーは早々と国外へ逃げたものの

すぐに別の追っ手の目が光る


そして空港へ向かうローラも行方不明となってしまう


1人残されたカウンセラーは

何とかローラを取り戻したいと

メキシコの有力者に相談を持ちかける事になるのだがー





ヒサビサーノの映画ブログ

今回かなりあらすじに詰め寄ってます

ただそうしないと

内容も非常に解りづらかったりするかも、、、
(;^ω^A イイワケッポイ


そして中身も盛りだくさんで刺激的ですよー

「あーめんど」なんていう方はもちろん飛ばし読みで

ダイジョーヴイ!


なーんて、そんな訳で人物紹介



カウンセラー(弁護士):マイケル・ファスベンダー

やり手の弁護士

この方は往年のショーンコネリーを思い起こさせます
やっぱりアイルランドの血が流れているからなんですかね~

最初はアルマーニのスーツを着てパリッとしているんですが
後半ボロボロのシャツ姿

リッチなイイ男が落ちていく姿は
恐ろしいながらも嗜虐的ですらあります



ローラ:ペネロペ・クルス

カウンセラーの彼女でありフィアンセ

汚れ無き、、、と言った女性像
この人、本来ビッチなんでしょうけども

言いすぎ
(;^ω^A イマハ オチツイテマスケド、、、
やっぱりこういう役柄が似合いますね



マルキナ:キャメロン・ディアス

二匹のチーターを飼っている謎の女性

ある目論みがありライナーに近づく
恐ろしい女性で自制心も無ければ、道徳心も欠如している

最後の方に「あきらめないわよ」と
電話している相手は麻薬カルテルのボス


自分はこの方「メリーに首ったけ」の印象が強いんですが
役柄の恐ろしさがよく演技できていたなーってオドロキーナでした
(;^ω^A キレイナモノニハ トゲガアル



ウェストリー:ブラッド・ピット

麻薬の仲買人

カウボーイスーツにワニ革の靴
今回の取引きで仲買人ビジネスに幕を下ろす事になるのだがー

もはやハリウッド界では押しも押されぬこの方です

ちなみにプライベートではモーターサイクルを乗り回してます


上はビンセント?かパンヘッドで

下はハーレーのショベルかなー

(///∇//) イイナー

こちらは奥さん(アンジェリーナ)と

レンタバイクでしょうか、、、


ライナー:ハビエル・バルデム

レストラン・クラブで成功している実業家
カウンセラーと麻薬ビジネスに参入する

着ている服はヴェルサーチでまとめたらしく
なかなか成り上がりっぷりが板についてる役柄です
(*´σー`) ヴェルサーチ ハヤリマシタネー





今回のこの映画

ひじょーに淡々とした進み方です

俳優さんが演技してセリフを言っているところを

ただカメラを回して撮影しているかのような印象

現実感を出すための手法だと思えば

流石はリドリー・スコットとなってしまうんですが、、、



それでー

映画の手法と言うか内容が、

人物背後関係がまったく説明無し

もうセリフセリフで聞きながら

登場人物の立ち位置を確認して

頭の中で整理していかないと

「コレは誰の仲間だ?」とか

「何でこうなる?」とチンプンカンプン間違いなし


でも自分ってこういった

後で考えさせられる映画って好きなんですよね~

余韻が残ると言うか、、、
(`・ω・´) ムムム~


ただ予告を見ていて感じたのは

これは騙しあいの映画で

最後に誰が出し抜くのかなんて作りですが

本来の製作側の意図はそういう所では無い気がします





そしてこの映画を評価したいのは

偉そう

メキシコの麻薬カルテルを題材にしているところ
*有名なのが凶暴きわまり無いロス・セタス(Zetas)
「Z」の文字を刻印する

実際にはカルテルという物は存在せず個々の組織であるらしい

まぁその恐ろしさと言ったら


作中に出ている殺し方なんてのは

まだお優しい

この件は数年前から色々な記事とか見ているんですが

も、ブログでは書けない位の恐ろしさ

一例だとバラバラは勿論、皮剥ぎなんてのも、、、



大体メキシコなんてのは

ご陽気なマラカス振ってドンタコスでも食べている

雰囲気がありましたが、

かなりの誤解

いやいやまったく恐ろしい


恐ろしくない映像


そもそもメキシコの地理北部に

麻薬消費世界第一位とも言われるアメリカ

当然莫大なマネーが動きます
*メキシコ国内で年間300億ドルと言われる

それゆえ麻薬カルテルの暗躍

カルテル同士のいざこざ

また彼らの武装化で戦闘が激化

武器もどんどんメキシコへ流れて行き更に武装化



何と武器はM16や対戦車ライフル

はたまたRPG等の対戦車ロケット砲

果ては武装ヘリなんて噂も、、、
*アメリカ国内から流れていくらしい


それゆえに麻薬カルテルの車両もハンパじゃない





麻薬やお金を運ぶ時に襲われない様に完全武装

こちらは何と潜水艦で海路を使って密輸入

カルテルの報復を恐れてか武装兵士が取り囲む


こちらはオマケ





豊富な資金力にもの言わせ

銃も装飾カスタム



遂に警察も手に追えず軍隊導入

警察なんてのは全く恐れない
*麻薬カルテルに襲われた警察署

*むしろ警察が敵対カルテルとつるんでいたりする為に報復行為に及ぶ


ところが本来カルテルを殲滅する軍の特殊部隊が

カルテルにリクルートする始末

陸軍特殊部隊「カイビル」

上官以下30人がカルテルへ
*カルテルの戦闘部隊もいるらしい

更に血で血を洗う抗争に発展、、、


流石にこれには国を上げての麻薬組織掃討へと動く訳ですが

まぁ汚職や収賄があるのでうまくはいかない

ましてや相手はいまやコロンビアの麻薬カルテルより強大

世界的規模に暗躍していると言う、、、



ここ最近では度重なるカルテルの掃討作戦で

数年越しで成果をあげてきているのでしょうか

それでも組織が一つなくなっても

次の組織がそれを継承

カルテルのリーダーを捉えても

次のリーダーがこれまた継承と

まだまだ恐ろしい場所ではあるようです


余談ですが

ここで生活している人の話がありまして、

「警察は嫌いだ、奴らは高圧的でいつも俺達を犯罪人扱いをする」

「むしろ麻薬ディーラーの方が優しいし、仕事も世話してくれる」

「そのお蔭で自分も食べていけるし家族も飢えなくて済むんだ、、、」

既に一般人に麻薬ビジネスが根付いているトコロが

この国の病巣がいかに大きいか、、、

貧困が人を犯罪へと導いているのでしょうね




話は戻りましてこの映画

まぁ独特の緊張感と言うか

映像とかで見せるよりも

各々のセリフで臨場感と言うか

緊張感が張り詰めてます

いわゆる言葉遊びのような感じで

内容を理解していくと言う面白い映画

それゆえに最後の終わり方は

「えっナンだよこれで終わり!」

みたいなラスト、、、


アクション映画を見慣れているせいか

オチもなく中途半端で

正直怒りも覚えましたが

途中の緊迫感はたまらなく良かったです

そして心残りな後味悪いラスト

それが気になる自分はすっかり

制作側のいいお客さん(広報)であります


それにしても、かなり評価が分かれそうな映画です

期待すると肩すかし、期待しなくても最後は肩すかし
Σ(゚д゚;) ドッチモジャン!



映画の題材である

「善対悪」

「獲物VSハンター」

「道徳外」

これはニーチェを題材にしているそうですが

*以前読んだものの途中で断念
(●´ω`●)ゞ ムリムリー



劇中では「善対悪」は特に感じないものの

「獲物VSハンター」「道徳外」

これはキャメロン・ディアス演じる

マルキナそのものだなーと妙に納得

最後のこのスタイルが死神っぽい


また宝石商の「選択」のシーンと、

バキュームカーを解体し、麻薬を取り出す

つなぎ姿の男「ジョークは大切だ」のシーンが印象的

なまずのシーンもある意味印象的でしたが、、、

*何故かホール&オーツの「マンイーター」を思い出します



1860年から続き現在に至る

このメキシコ麻薬事情

映画界からもメスを入れたのは勇気ある行動ではないかなと

思いを馳せるのでありました

(●´ω`●)ゞ ガゾウハ トクニカンケーアリマセンー