前回のレビュー地獄の黙示録・特別完全版の続きであります
(`・ω・´) ダレモマッテナイダロ・・・

*正直、こうしたくなるのも無理ないかなーなんて
まぁ、そんな感じで
この前、親父ちゃんが孫の顔を見に来まして
↑
全然カンケー無い話から入る
まぁ映画でも貸そうと
デンゼル・ワシントンの「フライト」

「ダイハード5」を貸しました

ダイハード・ラストデイ
そして「地獄の黙示録がある」と言うと・・・
「あれな、、、オカルト映画だよ・・・」
と、訝しげに言い放ちました
以前「スゴイんダゾー♪」とか言ってたくせにですよ
まったく、やんなっちゃいますよねー
(☆▽☆)カンソウヲ ノベヨ! ノベルノダァァァ!
*詳しくはこちら⇒ブログ 『名言』
そんな感じで今回は『地獄の黙示録の悲惨な現場』
フランシス・フォード・コッポラ監督『地獄の黙示録』
当時これが上映されたときはそれはもう「大絶賛」か「訳が解らない」
と言う人と分かれていた様です
(;^ω^A ソリャソウダ
肯定派は
「計算しつくされた映像美と筋書きだ」
「これが解らんではベトナム戦争を語ること無かれ」
やがては「資本論がどうだ」と
もはや、映画の神領域に行かんとする勢いでした
しかし、この映画の内情は波乱に継ぐ波乱の連続
もう悲惨を通り越して笑い話にしかならないような出来事の連続だったようです
最初にこの映画のオファーが来たのは何とジョージ・ルーカス

*解ると思いますが右の方です
当時ジョージ・ルーカスは、「スターウォーズ」のプロジェクトが進行しており
当時の時代背景も考慮(国内の反戦運動)して
コッポラにこの「闇の奥」(地獄の黙示録)の企画を渡したと言われています
しかし、その企画も一旦立ち消えになり
コッポラは当時誰も映像化したがらなかった『ゴッドファーザー』に着手
*マフィアからかなりの報復があると恐れられていた
ところが『ゴッドファーザー』大ヒット

*この猫ちゃんをナデナデする場面が好きだったりします
これに気を良くしたコッポラが「社会的弾圧などは怖くはない!」
・・・とばかりに「闇の奥」の舞台をベトナムにして
「地獄の黙示録映画化」に野望を燃やし取り組むわけです
ジョージ・ルーカス曰く
「コッポラは直感で演出し、即興的に生まれてきたものを映画に取り入れる。
こうした方法で作られる映画は往々にして面倒に陥る」
コッポラは思いつきで脚本を書き直す演出家・芸術家タイプ
出演者には「シーン未定」という予定表が配られる事も往々だったと言う
なんだかんだと映画化の話は進み
ロケ地はフィリピンが選ばれることとなり
当時のマルコス大統領にフィリピン軍の協力を願い、
大金が支払らわれたと言います

*イメルダ夫人の悪評が目立ちますね
ところが共産ゲリラの活動が激しさを増し
ゲリラは撮影地より十数キロに迫っていると言う話まで出る始末
撮影隊は映画と同じ状況で撮影を行わなければならなくなり、
フィリピン軍も非協力的、
撮影中にヘリが軍に呼び戻される、
おまけに撮影に毎日、新顔のパイロットが送られる始末で
前日の打ち合わせなど意味をなさなくなり
NGの連続で数万ドルが消えて行ったと言う・・・
今度は撮影1週間にして主役のハーベイ・カイテルが解雇

*レザボア・ドッグスまで干される事に・・・
二丁拳銃&レイバングラスが似合ってます
理由は色々と言われていますけども
映画の雰囲気にしてはハーベイ・カイテルは陽な雰囲気がNG
もっと底暗い男がいいとマーティン・シーンへ
(;^ω^A ヨウスルニ ケンカシタンデショ
後のハーベイ・カイテルの言葉
「俺は自分を誰にも売り渡したくなかった。ただそれだけさ」
*黙示録出演した場合の7年間拘束の契約書にサインしなかった
( ̄▽+ ̄*) カックイー
ところで選ばれたマーティン・シーンも

体の不摂生のせいか当時かなり不安だったようで
後にこうコメントしています
「スケジュールは16週だった・・・
16週で終わらないこととは夢にも思っていなかった」と言う始末
こんな感じで撮影は遅れ コッポラの完全主義の性格が災いし
後半に差し掛かっているものの取り直しの連続
プレイメイト慰問の場面では本物のプレイメイトを起用して取り直し
撮影の遅れはもちろん撮影費もかさんでいく・・・

*見ると解るんですけど、スゴくお金かかってますこのシーン
そして、撮影も終盤に差し掛かるところで
最後のシーンの取り直しをコッポラが提案
Σ(゚д゚;) ハァ!?
本来はカーツの部隊とウイラードが強力してベトコンと対決
そしてカーツ軍の勝利と言うラスト
本来はこのアクション映画足りえる方向だったけれど
論理的な観念からかコッポラが気に入らないと一蹴
今度は マーロン・ブランドが出演を取り消すとの連絡

*ゴッドファーザーでの恩を完全に忘れてます
最初に払った手付けの100万ドルも返さないと言いだす始末
元々撮影の遅れや度重なる資金難で中止との噂が駆け巡ったせいで
正直コッポラにも落ち度はある
撮影トラブルはまだまだ終わらない
この騒動の直後フィリピンをモンスーンが襲う
ポジティブなコッポラは…

「自然の天候も撮影に利用するつもりだった。
だが、あんなに激しい嵐だとは予想してもいなかった」
(`・ω・´) ナメタラアカンゼヨ
セットはすべて流されて撮影続行は不可能になり
クルー達は一時帰国
ここで1番喜んだのは、なんとコッポラ
本来は色々と悩んで落ち込むところなのに
「やった!これで脚本の書き換えが出来る!」と大喜びしたとか
しかし、現実は甘くない
結局満足のいく筋書きを考えつか無かったコッポラだった
予算は既に300万ドルオーバー
収益が4000万ドルに達しなければコッポラ自身が返済することになる
ある日コッポラの妻エレノア・コッポラが悪夢にうなされる夫を見た
「私が起こすとこう言って頭を抱えるのです。
『映画の結末を観た。しかし、それは夢に過ぎなかった』と・・・」
それでもコッポラは持ち前のポジティブ精神を忘れない
「映画製作とは必ず予算を超えるものだ
それだけ大きな事業取り組みだが帰ってくるものは更に大きい」
大事の前の小事とばかりに「フランス人植民地」シーンもカットされた
*完全版で日の目を見ることとなる
このシーンの為に大量のフォッグ・マシーンを買い
*霧を発生させる機械
料理も完璧に用意し、ワインの温度にまで気を配り。セットは完璧!
しかしキャスティングにまで予算が回らなかった。


*上:フランス人役のクリスチャン・マルカン(映画監督でもある)
下:未亡人役のオーロール・クレマン←おフランスっぽい色気
不本意なキャスティングに激昂するコッポラ
数十万ドルをかけたシーンを「やってられっか!」と容赦なく切り捨てる
そして!
振り回す人がいれば、
当然振り回される人がいる!
つづく
(●´ω`●)ゞ マタコノオワリカター