石井慧
北京オリンピックでオリンピック100kg超級で金メダルを獲得した男
「斎藤監督のプレッシャーに比べれば屁のつっぱりにもなりませんよ」
そんな発言で一気にお茶の間の注目を集めた彼
昨年末、柔道を引退して総合格闘家になるというアナウンスがされました
報道では、アメリカのUFCで戦う可能性が一番高い
そう言われてきました
それは彼が「世界一強い男」を目指しており、
その為には今 世界最高峰の闘いを提供しているリングである UFC を選んだのだと思っていました
その契約交渉の報道はありましたが、正式に契約が結ばれたとのアナウンスはありませんでした
そして昨日
どうやら 日本の 戦極 というメジャー総合格闘技団体と2年契約を結ぶのではないかという
報道がありました
以前のDream9 のところで少し書いた、この戦極という団体の特徴は、
競技性を追及し、柔道、をバックボーンとした選手とパイプが強いという点でしょうか
ドンキホーテがメインスポンサーの一つになり、大会開催間近になるとドンキで良く宣伝を見かけたりもします
(これ、どうでもいい情報でしたね、すいません、、)
柔道から総合格闘技に転身した 吉田秀彦選手、 瀧本誠選手(この二人は金メダリストです)、
そして、井上康生、鈴木桂治 と鎬を削った 中村和裕選手が活躍しています
団体の広報によれば、このように柔道出身の総合格闘家が多く活躍している点、
そして競技制を追及するという団体の方向性、この辺りが決めてとなったのではというアナウンスがありました
石井本人の弁によれば、
色々な選手のアドバイスを聞くと、始めからUFCのリングに上がるのはお勧めできない
日本の柔道でお世話になった自分が、日本を舞台にした団体で戦うことにより、日本のファンにたいして
恩返しのようなものが出来るのはではないか
そういった内容でした
柔道では、圧倒的な努力と研究により、大学4年生の時点でオリンピック金メダリストになった石井選手ですが、
総合ではまた勝手が違ったと思います。
世界最強の男になる為には、世界最高峰のリング、即ちUFCに上がる、その目標はまだ内に秘めていると思い
ますが、恐らく、まだまだ通用しない、そう感じたのではないでしょうか?
彼は最近までブラジルへ遠征し、つい先日UFCでライトヘビー級チャンピオンになったLYOTO MACHIDA
のいるジムで練習をしていました
そのLYOTOは、以前はアントニオ猪木の秘蔵っ子として紹介され、日本のリングに上がったりもしていました
これは推測ですが、LYOTOや、周りの人に世界最強へ向けて焦ってはいけないと言われたのではないでしょう
か
また本人もトップレベルのファイターとの戦いを通じてまだまだ至らない点に気づいたのではないでしょうか
そして石井のマネジメントを行っている今旬なオードリーも所属している ケイダッシュ との絡みもあるのかもしれません
いずれにしても、UFCのリングは実力主義であり、勝てなければ簡単に切られます
また、勝たせてあげる為のマッチメイク(昔でいえば、小川がステファンレコ、ジャイアントシウバとトーナメントで
戦った等、、)もありません
そして何より基本的にはアメリカで行われることが多いですから、観客は、アメリカ選手を贔屓目に見るでしょう
し、北京五輪金メダリストの肩書は、そこではほぼ無価値といっていいような扱いになってしまうでしょう
ですから、彼自身の今後の成長の為にも、日本格闘技界にとってもこの選択はありがたい!っと
個人的には思っています
ただ、少し残念なのが、主催する 戦極にはキー局のスポンサーがついておらず、全国ネットでの放映は
いまのところないという点でしょうか(現在はテレビ東京が日曜深夜に番組を行っている状況です)
この点も石井が参戦するとなれば変わるかもしれません
過去の柔道金メダリストである、小川、吉田の柔道家からの転身は、大いに注目を浴びて
興業としても、テレビ番組としても大成功に終わっています
バラエティ番組に出ても、その発言で周囲を盛り上げることのできる石井選手が試合前にプロモーションを
行った上で試合を行えばその注目度はかなりのものになるでしょう
リングデビューは早くて今年の8月、遅くともニューイヤーイベンントといわれています
2009年格闘技界2大ニュースは、魔裟斗の引退、そして石井慧のデビューでしょうか
いずれにしても楽しみです!