すいません、また新しいテーマでの記事投稿です


本当に雑多な内容となっており、わざわざ読みに来て下さる方、お見苦しい


ブログとなっていて本当にすいません涙


右側のthemeから興味ある内容を選んで読んで頂ければと思います





先日、我慢できずに買ってしまいました


jason01の日記



これ、なんだと思います?


画集なんです


誰の?


いのうえの


いのうえって誰?


井上雄彦さんです


スラムダンクや、ブザービーター、を書き、現在リアル、バガボンドを連載している、日本を代表する漫画家さんです


その井上さんが、昨年、  最後のマンガ展   なるものを行いました


上野の森美術館で行われたそのマンガ展の写真です



jason01の日記



jason01の日記



美術館の側壁には、武蔵の大きな絵が飾られていました



昨年2008年5月24日(土)~7月6日(日)まで行われていたこのマンガ展、



マスコミにも取り上げられ、日を追う毎に入場者数が増えていったようです



私が行ったのは7月3日でした



前売り券は売り切れていたので、当日6時に美術館へ着きました



その時点で既に50人位の列が出来ていました



当日券は9時から販売開始だったと思います



私が着いてから9時までの間に列はどんどんと伸びていき、私の肉眼ではその列の先は見えない程に



なっていました



当日券を購入した後、夕方友人と見る為に再度この場所を訪れたらば、またそこには列がありました



会場内は決して広くなく、来場客が余裕をもって作品を見ることが出来るように入場制限を行っていたからでした



再度1時間ならんで入場することが出来ました



この 最後のマンガ展  



最後   には 二つの意味が込められていたようです



一つは、  最初で最後  のマンガ展であるという意味



もう一つは(ここから先はネタバレとなります)












主人公の 最期



です



このマンガ展は、   バガボンド  という漫画の番外編といったら分かりやすいかもしれません



その中で、主人公の最期について描いているのです



このマンガは読んだ人ならば分かるように、人を斬るシーンが沢山出てきます



宮本武蔵という人物を描く以上その描写は当然だと思いますが、



その中で、主人公の武蔵は  天下無双を目指す過程での



殺し合いの螺旋   の中で苦悩していきます



すなわち、斬ったのは俺、生き残ったのは俺なのだが、本当に勝ったのは俺なのか?



というジレンマです



その苦悩は、作者の井上さんも同じように持っていたようです



殺し合いを描くことは想像以上に作り手に負担をかけるようです



「人を斬る絵そのものは、絵ではあるが気づかないうちに人の心に傷をつける力があった。

 読み手にも描き手にも、見えない棘を残しました」


そう井上さんは言っています


そんな中でも、この 最後のマンガ展については、 「僕が描いてきた武蔵の、人を何十人も斬ってきた人生を


それでも肯定するための機会になると思った」


こう捉えています


マンガの生原稿


私は初めて見ました


もの凄いクオリティの高さでした


コミックスを読んでいると、1ページの中に無造作にあるコマの1つ1つが


どれだけ丁寧に、労力をかけて作られたものかが伝わって来ます


このマンガ展では、コミックスという枠はありません


大きな絵は、人間よりも遥かに大きく、その迫力は尋常ではありませんでした


とにかく、最初から最後まで感動し、圧倒されっぱなしでした


その マンガ展 の内容を本にしたものが


上の いのうえの   なのです


2つの 最後  の1つは  最初で最後だ  と言いました


しかし、地理的に来られなかった方、会場まで来てもチケットを手に入れることが出来なかった方が


多く、また多くの人の声があり、1年経った今、また最後のマンガ展は行われています


主人公、宮元武蔵の最期の地



熊本で




興味がある方は是非行ってみては如何でしょうか?


絶対にお薦めですビックリマーク





井上さん関連でもう1つ


最近、スラムダンクに関する本が出ました


これは、タイトルにある通り、最終話から十日後の各キャラクターを描いた作品です


元々は2004年に12月に、旧神奈川県立三崎高校で行われたイベントで、


高校の黒板に描かれた作品をもとにしたものです


各キャラクターそれぞれ、いい味出してます(^-^)

スラムダンク『あれから10日後-』完全版/井上 雄彦
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