【これまでのあらすじ】
帝国の実験体として改造されてしまったJは変身能力を使い
レッドホークとなり帝国と戦う。
科学者誘拐の情報を基に帝国基地へと潜入するレッドホーク。
そこで出会ったのはJに生体強化細胞を埋め込んだ張本人、
科学者ネロだった。




【帝国軍基地】

ネロ『お前の変身回数には制限があるのだ!』

レッドホーク「…」

ネロ『驚いた?』

レッドホーク「嘘なのか!?」

ネロ『ほんとー^^』

レッドホーク「(殴りてぇ…)」

ネロ『個体差はあれど、大体回数は50回。
   それがお前の制限だ。』

レッドホーク「今までの変身回数なんていちいち数えてなんて…」

シド『42回じゃ』

レッドホーク「!?」

シド『今の変身も含めて、お前が今までレッドホークに変身した
   回数は42回じゃ。』

ネロ『ほう…既にそれだけ混ざり合っていたか。どうだ、
   ここの所人間の姿に戻ると疲労が回復しないんじゃ
   ないか?』

レッドホーク「…。」

確かに疲労が回復しない、むしろ変身している時の方が

疲れも取れ、体が楽だった。

ネロ『細胞が混ざり合った状態に馴染んできている証拠だ。』

シド『J…』

ネロ『落胆することはない!お前は人でもイクサル族でもない
   究極の生物になるのだ!』

レッドホーク「究極の生物か…」

ネロ『そうだ!俺と一緒に来い!013!!』

シド『レッドホーク…』

ネロ『今更何を言おうというのだシド!』

シド『…OKじゃ。』

ネロ『?』

レッドホーク「…ふ…ふふふふ…」

ネロ『ハ…ハハハハ!どうやら俺と一緒に行く事を選…』




部屋の中央、巨大な影へと距離を詰めるレッドホーク。

ネロ『え?』





レッドホーク「クリムゾン!スマァァァッッッシュ!!!!」


 



爆発音と共に粉々に吹き飛ぶ巨大ロボ。

ネロ『えええええええええ!!!!?』

レッドホーク「やっぱ本体は別にいるのか。」

ネロ『いやいやいやいや、何壊してんの!?
   この部屋守らせてるんだからそこそこ
   いろんな技術詰め込んだ傑作機的な
   やつだったのに!』

レッドホーク「あーちょっと黙ってて。」

ネロ『!?』

レッドホーク「そこそこ時間がないんよ、もうすぐアレだから…
       ミユ、いい加減施設内のロックは解除出来たろ?」

ミユ『バッチリよー、捕まってる科学者達は地下でオロオロ
   してるから早く逃がしてあげて。』

ネロ『はあああ!?そんなのこっちで操作して…
   出来ない!!コントロールが奪われている!!』

レッドホーク「了解、外の様子はどうだシド?」

シド『レッドウィングで空爆しまくったから大慌てよ。
   研究塔への通信は切ってあるからそこの馬鹿は
   何も知らんじゃろうがな』

ネロ『な…!マジで!?何やってんの!!』

シド『外壁の一部をレッドキャノンで破壊したからそこから
   科学者と逃げるんじゃ。』

ネロ『ハハハ!そんなの研究塔内の警備の兵士を呼んで…
    しまった!研究の邪魔だから私が追い出したんだ!!』

レッドホーク「こんな馬鹿に作られたのか俺…」

ネロ『何でそんなに冷静なんだ貴様!あと8回で貴様は
   人に戻れなくなるんだぞ!』

レッドホーク「ここに来る前にシドから大体の事は聞いたよ」

シド『無理やり吐かせられたんじゃ…』

レッドホーク「ちょいちょい含みのある事言うからよ。パパッと
       言えばいいんよそういうのは。」

ネロ『と…とはいえ!何の解決策もないまま…』

レッドホーク「確かにショックだったけど…まだ手はある」

ネロ『!!?』

シド『ブラックベヘモスじゃ、奴の父ベルフェゴール博士の
   専攻は細胞研究じゃ。』

ネロ『ベルフェゴール…009か!?』

ネロが気付くとレッドホークは部屋の入口にいた。

レッドホーク「そそ。というわけで科学者も見つかったし、
       さよならー」

ネロ『ま…まてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』

レッドホークは地下への道を探す…のは面倒なので

レッドホーク「ホークブラスター!!!」


 



床をぶち抜いて地下を目指す。



【研究塔地下】

ドゴオオオオン!!

科学者「わあああああああ!!」

レッドホーク「(あっぶねー) さあ、みなさん!
こっちです!逃げて下さい!」

科学者を逃がしながらネロの追撃を警戒したが…


 



レッドホーク達が研究塔を脱出してもネロの追手は

やって来なかった。





【ネロの研究室】


 



ネロ「ふふふふ…いいぞいいぞ…もし奴が制限の壁を
   越えられるようになれば…ハハハハハ!!」

通信が入る。

タイタン『オイコラネロォォォォォォォォ!!!!!!』

ネロ「何だ、タイタンか。」

タイタン『何だ、タイタンか。じゃなあぁぁぁぁぁい!!!』

ネロ「基地壊滅しちゃった^^」

タイタン『馬鹿なの!?馬鹿なの!?』

ネロ「大体お前が009を放っておくからこんな事に
   なったんだ!だがいい!それでいい!!」

タイタン『(ああー話が通じない…)』





【喫茶アモーレ】

シド「Rの居場所はわからん。だが各地で起きている帝国軍施設への
   襲撃事件に奴は絡んでいる。」


 



J「残りの変身回数は少ない、早くRと接触して解決策を探そう。」

ミユ「でも…会ったとして素直に協力してくれるかしら?」

J「無理やりにでも協力させる、戦う事になるかもしれないけどな。」

シド『間違いなくJより多く変身しているRじゃ、ベルフェゴール博士
   は既に亡くなっているはずじゃが何かしらの解決策を発見
   していた、Rはそれを使っているはずじゃ。』




残り変身回数8回、その前にRに会って制限を越える方法を聞き出さないと…





【次回予告】

ついにレッドホークの家を突き止める帝国軍兵士。
Jの妻かれんの身に危機が迫る。

次回  【番外編 休日】