先日、最新刊(2013年冬号)を返却しに行ったところ、バックナンバーが揃っていたので借りて帰りました。そこは一人2冊までなので、『う~ん』とちょっと悩んで、2012年秋号と2011年秋号。
どちらも『家計のやりくり』特集です。やっぱりシンママの一番の興味対象は『家計』なところが哀しいところですよね(笑)。ま、パートナーの居るママさんにとっても、かな?

ということで、バックナンバーを良く見ると、『かぞくのじかん』の特集内容にある法則が見えてきます。年4冊の季刊誌なのですが、

春号:食生活・日常生活・家事特集
夏号:インテリア・収納・片付け・住みやすい家(子育てにイイ家)作り特集
秋号:家計のやりくり・家計簿のつけ方特集
冬号:掃除特集

各特集内容に同時に子育てが絡んでくるわけです。毎年大体この繰り返し。
掃除なら、子供にも役割を与えて積極的に参加させよう。こんなことをさせよう。
年末に向けての『やること』スケジュールを家族それぞれでピックアップし、表にして実行しようって感じです。

秋号の『家計』特集は、タイムリーに婦人之友の家計簿の促販をしているわけでしょうが、婦人之友の家計簿を使う使わないにしても、人の家庭の家計簿っていうのは勉強になります。
しかも、『かぞくのじかん』のいいところは、シンママ家庭も取り上げられているところです!
読者からの投稿の中にもパートナーが急死して、母子家庭になって…なんて人の投稿があったり、やっぱりシンママ家庭を引き寄せる何らかの魅力があるようです。

季刊誌で1冊800円ということは年間購読すると3,200円。月当たり約267円。
確かに1冊としての値段は高いけれど、毎月『つもり』貯金をしておけば、教養費としては十分に見合った金額かもしれません。
最初に書いたように、大体似たような内容で毎年特集が組まれますので、気になったバックナンバーで揃える or とりあえず1年間4冊買ってみるというのも悪くないと思います。

別に婦人之友の回し者じゃないですよ。間違っても友の会の会員でもありません。
(そんな家計の余裕ありませーん)
婦人之友の家計簿も使ってません。前にも書いたように、のっちの家計簿はオレンジページのクッキング家計簿です。
でも、なんていうんでしょうか、他の雑誌にありがちな薄っぺらさが少ないんですよね。
今後も出版を続ける為のネタの取り置き・出し惜しみ感が無いんです。
書いてることは結局同じで、毎号似たようなものなんですけど、それは一本芯が通ってるカンジで、子供を育てるママさんの教科書的な雑誌です。
派手さもイベント感もチャラさもないけれど、『素朴でも、丁寧に毎日を生きていたい』イマドキのママさん向けの雑誌ですね。

『天然生活』が好きな人はきっとお気に召すと思います。オススメ。


のっち